感傷に浸っていたら競売開始決定通知の話が来た

沖縄戦争体験, 競売開始決定通知, 防空壕

糸数アブチラガマの画像です。画像はコチラより拝借しています。

先日、姉から「アブチラガマに行ったことある?」というショートメールが届きました。
調べてみると、沖縄本島の各地に多数残っている防空壕=自然洞窟(ガマ)のことでした。

詳細は下記のサイト記事をご参照ください。

糸数アブチラガマ(糸数壕)ー沖縄戦の実相を現在に伝えるー

 

防空壕には、私が小学生位の時に父親に連れて行かれた遺骨収集とか、学校の平和学習などで行った記憶はありますが、大人になって以降は行った記憶がありません。

私が子どもの頃に行った防空壕がどこなのかははっきり覚えていませんが、多分、アブチラガマには行ったことがないんじゃないかと思います。

私の配偶者については、本人の希望もあり、私が沖縄本島の主な観光地には一通り連れて行ったのですが、防空壕にはまだ連れて行ってなかったのと、私自身そこに興味があり、姉も行きたがっていたので、来月に仕事で島に行く時に私の配偶者と私と姉の3人で一緒に行くことにしました。

私は結婚式を挙げずに入籍したので、親戚には私の配偶者を紹介していませんでした。ですので、以前、挨拶がてら配偶者を連れて母方の叔母の家に行った時、叔母から戦争体験の話を聞きました。

その当時の祖母から聞いた戦争体験については以前の記事(コチラ)にも書いてありますので、興味のある方はご参照いただければと思いますが、叔母の視点から聞いた話もかなりリアルでした。

叔母は私にこう話してくれました。

沖縄戦の終盤頃、叔母は19歳で、当時赤ちゃんだった私の母を抱えた祖母と3人で歩いていると、その前後では常に爆弾が落ち続けていた。

そんな中、何とか生き残ろうとひたすら戦火を避けながら必死に逃げ続けていた。

祖母は赤ちゃんを守るのに精一杯だった。叔母も、その祖母と赤ちゃんを側で必死に守っていた。

食べるものがほとんどない状態が1週間程続いた頃、祖母の体力も限界に近づいてきて、とうとう母乳が出なくなってしまった。

このままでは、赤ちゃんが死んでしまう。どうしようと悩んでいたところ、戦争は収束に向かっていたので、何とか食べ物にありつくことができ、母子ともに命を落とさずにすんだ。

戦争が終わるのがもう少し後だったならば、赤ちゃんだった私の母は生きられなかったと思う。何とか間に合って本当に良かった。

そして、遠い目をし「そのうち、あの時の防空壕に行きたい」とつぶやいたのです。

 

沖縄にはたくさんの自然洞窟(ガマ)があるので、叔母の言う防空壕がどこを指すのかはわかりませんが、叔母にとっては大事な思い出の場所なのだと思います。

叔母が私の祖母と母を必死に守ってくれたからこそ、今、私が生まれて元気に生きているのだと考えると、叔母の行きたがっていた防空壕ではないかもしれないけど、久しぶりに行ってみたいと思うようになりました。

たまたま姉からのショートメールをきっかけに、来月にアブチラガマに行くことにしましたが、もしかすると、何らかの意味があって呼ばれているのかもしれません。

 

と、私が感傷に浸っていると、今日、那覇地方裁判所から二三男の家とそれが建っている土地の競売開始決定通知が届いたと二三男の姉のかおりから連絡がありました。

二三男の家が建っている土地は、二三男とまゆみとかおりの3人の共有名義になっているので、同じ二三男の姉である、まゆみにも同じものが届いていると思います。

その文書は今は手元になく、内容をちゃんと確認できていないのではっきりは言えませんが、おそらく、金融機関がついに競売開始手続きに踏み切ったようです。

おおっ!ついに、キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!という感じです。

もし、競売されるのが嫌なら、共有名義人が二三男の住宅ローンの滞納分を肩代わりせんかいワレェー!!!という金融機関からの脅迫の意味が込められているとは思います。

でも、二三男の家が建っている土地は袋地になっており、家自体も老朽化して資産価値がないので、解体する以外に選択肢がなく、その分、別途、家財道具の処分費用や解体費用等もかかります。
さらに3分の1の持分しかない。という悪条件なので、競落される可能性は極めて低いと思います。

仮に競落されても、大した金額にはならないと思いますし、競落者が共有名義人のかおりとまゆみにその持分の買い取りを持ちかけるか、共同売却の協力依頼をしてくるという流れになると思われます。

もしかすると、金融機関が競落して損金処理する可能性もありますが、その場合でも、一般の競落者と同様に、競落分の買い取りか共同売却の協力依頼をしてくると思います。

その前に、こちら側が安く競落し、他の土地と併せて任意売却で高く売るという選択肢もあります。

どちらにしても、こちら側としては、最初から売り払う気満々なので、競売にかけられても全く困らないので、どうぞ好きにしてください。といった感じです。

かおりにはその意味がわかっていなかったようなので、ざっくりと説明した後に、まゆみは家族と住んでいて、その家族がそれを見て怯えるかもしれないので、かおりからまゆみに、「それは無視していいから」と伝えておくように言っておきました。

近いうちに私にも金融機関の担当者からの連絡があるとは思いますが、詳細が分かり次第、記録としてまたブログに残しておこうと思います。