不当要求防止責任者選任時講習を受けて考えたこと

自己防衛搾取, 詐欺まがい, 防犯

2017年10月13日(金)13:20~17:00頃の間、東京都行政書士会館の地下講堂で
不当要求防止責任者選任時講習を受けました。

これは、暴力団の不当な要求による被害を防止するため、暴力団の活動実態や不当要求の手口などを知り、その対応方法を習得する為の講習です。

詳細は下記をご覧ください。

不当要求防止責任者講習制度とは

父が紳士録商法に遭った経験を思い出す


講習を受けながら、過去に私の父が暴力団関係者と思われる人に紳士録商法で脅迫された経験があったことを思い出しました。

紳士録商法の意味は下記をご参照ください。

ウィキペディアより
紳士録商法(しんしろくしょうほう)とは、紳士録と称する名簿に氏名を掲載することにより、掲載料を取り、あるいはその紳士録(本)を売りつける商法のことをいう。申込みもしない紳士録が勝手に送られてくることもある(送りつけ商法)。また、大学などの同窓会名簿でも同種の商法がある。

私が20代前半の頃の話ですが、ある日、紳士録商法という押し売りの電話が私の父にかかってきたのです。

当時、私の父は地方公務員で三役の地位にあり、NTTの電話帳にも自宅の電話番号を掲載していました。

脅迫電話を受けた父が
「電話で名簿を作成したからと、それを10万円で買うように要求された。怖い。あれは暴力団だ。脅迫された。」とかなり怯えていたのです。

私が「警察に通報すればいいんじゃない。」というと

父は「そんなことをしたら何をされるかわからない。家にまで押しかけて来られるかもしれない」と動揺していました。

その時点では電話での脅迫のみだったので、私は自宅の電話にナンバーディスプレイを導入し、再びかかってきた時に留守番電話で音声を録音し、電話番号を確認して登録し、着信拒否設定しました。

それ以降は電話が来ることはなく、家や仕事場に押しかけて来るようなことも一切ありませんでした。

身に覚えのない不当な請求はできる限りの対策をして無視するのが効果的ということですね。
ただ、警察には通報してなかったです。

その時はそれで事なきを得ましたが、念のために警察に通報するとより確実だと思います。

最後に父の名誉のために書いておきますが、父にとっては自分がどうのこうのというよりも、家族に危害を加えられたらどうしようという不安が大きかったのだと思います。

当時の私は父の立場を考えることなく、のほほんと生きており世間知らず且つ怖いもの知らずだったからこそ、冷静な対応ができたのです。

今は私もそれなりの年齢になったので、父が本当に私たち家族のことを守るのに必死だったんだろうなとわかります。

父はすでに他界してこの世にはおりませんが、当時の父の深い愛を感じると同時に、こうやって自分が無事に元気に生きられている事に幸せを感じています。

モンスターペアレントに追い詰められ、焼身自殺した保育所の所長の話


不当要求防止責任者選任時講習の時に、講師の方がボソッとお話ししていた言葉がとても気になり、帰宅後にインターネットで検索して調べてみました。

あまりにも衝撃的な事件なので、私はそれを読んで、しばらく放心状態でした。

保育所所長を“殺した”モンスターペアレント。

私はこの事件を2017年10月13日に、初めて知りました。
事件のあった15年前は沖縄の実家にいました。その頃の私は普通にテレビを見る習慣がありましたが、全然知りませんでした。

ちょっとは報道されていたのかもしれませんが、取り上げ方が小さかったのか、事件の後5年以上経ってからようやく騒がれたという内容に、かなりショックを受けました。

その事件があった頃、私は保育士の仕事から離れて事務や経理等の全く違う分野で働いていました。

事件のあった2年後、中国留学に行く前に1年程私立の幼稚園で働いていたことがあるのですが、その頃も幼稚園でその話題が出る事は一切ありませんでした。

そのクレーマー(保護者)の事は大して話題にもならなかったようなので、特定の身分の人の可能性が高いですね。

マスコミにとって都合の悪い話題はスルーされ、一番の原因を作った加害者は守られ、被害者のみが闇に葬られていたという一例なんだろうなと思います。
日本の社会の闇を感じます。

経済界に影響のある事件はしつこい位に騒がれるのに、社会的地位が低い福祉系の人間の自殺はスルーされる。本当に理不尽だと思います。

もし、同じように報道されていたならば、今のような待機児童問題をはじめ、深刻な保育士不足、さいたま市緑区のような悲しい保育事故は防ぐことができたかもしれません。

自己防衛搾取, 詐欺まがい, 防犯

Posted by sanae