共有不動産の固定資産税の支払いから見えてきたいくつかの選択肢

自己防衛任意売却, 固定資産税, 民法第252条

これはアメ横にあるタイ料理屋さんで食べたランチの画像です。
メーアンというお店です。

潰れたのか移転したのかは不明ですが、上野に行くときはここで決まりだよねという感じで、お気に入りだったインド料理屋さんが気が付くと無くなっていたので、たまたま目についたお店に入りました。
ナンプラーが適度に利いていて、とても美味でした。

 

本題に入ります。

本日、某市役所の税務課から連絡がありました。
以前、固定資産税の案分請求について担当の職員の方に相談していた件でした。

今年の8月に身内が相続した不動産を3人の共有名義で登記しました。

固定資産税の課税そのものは案分できませんが、3人の持分で案分した金額の納付書をそれぞれに送るのは可能との事なので、支払い管理の為にその方法の利用を検討していました。

全ての義務と責任を放棄し、権利のみを享受しようとする二三男(仮名)の分を仕方なく立て替えているのですが、今後請求する事を視野に入れ、二三男の支払額を明確にしようと考えていたからです。

でも、その方法をとると、二三男名義の住宅の固定資産税も合算された上で3分割されてしまうそうなのです。

ただでさえ、二三男が払いきれずに延滞を続けている住宅ローンの残額の支払いをさせられそうになっている上に、建物の固定資産税までも立て替える事になりますので、他の所有者(以下、かおりとまゆみとします)にとっては踏んだり蹴ったりで何も良い事がありません。

ですので、通常の方法(納付書を納税代表者である、かおりに送ってもらう方法)にしました。
共有名義の固定資産税の支払いについては、下記のサイト記事がわかりやすいのでご参照ください。

共有名義になっている不動産の固定資産税はどのように負担する?

 

本来ならば、共有名義での登記はトラブルの元なので通常は避ける人が多い方法です。

それでも敢えて共有名義で登記したのは、昔から現在に至るまでやりたい放題で様々な問題を引き起こし、沢山の人に迷惑をかけ続けている二三男住宅ローンの支払いを本人の持分で清算する為です。

幸い、相続人は3人で、その内の2人のかおりとまゆみの意見は完全に一致しており、2人合わせて3分の2の持分があるので、売却するにしろ賃貸に出すにしろ、かおりとまゆみは有利な立場にいるので、二三男がどのような行動に出たとしてもどうにでもできるからです。

手間暇はかかりますが、二三男の財産を確実に差し押さえるにはこれが最適なのです。

現時点において二三男の住宅の固定資産税は、本人の分の賃料収入が振り込まれている、本人の口座から引き落としされているそうです。

ただ現在は、民法第252条(共有物の管理)に基づき、かおりとまゆみにより、その賃料を得ている企業Mとの賃貸借契約の内容の見直しに伴う賃料増額交渉に入っており、それが長期化する事が予測されますので、今後の賃料相当額については全部、供託所に供託するように企業Mの担当者に伝えています。

そうなると、今後二三男本人の口座には賃料が振り込まれなくなるので、口座にあるお金が無くなり次第、固定資産税の支払いもいずれは滞納となる可能性が非常に高くなります。

某市役所としては、二三男の財産を差し押さえて固定資産税を徴収する事になりますので、唯一の現金収入である二三男の分の賃料から優先的に徴収すると思われます。

そして、今後口座にはお金が入らないので、お金を引き出すには二三男が自分で供託所に出向く必要が出てきます。

二三男本人が生きていればそこに行かざるを得ないでしょうが、今の賃料そのものが、あり得ない位低い金額であり、二三男の取り分がその賃料の3分の1しかないので、二三男が生活に行き詰まるのは時間の問題でしょう。

そこで、何らかの形で、かおりとまゆみに泣きついてくる可能性もありますが、その際には毅然とした態度で対応し、借地借家法の縛りで仕方なく企業Mに貸してあげている土地を除く、すべての不動産を任意売却するという形で清算する事になると思います。

ただ、邪魔でしかない鬱陶しいだけの企業Mが資金繰りに行き詰まり、どこかに旅立つ事になれば、企業Mに仕方なく貸してあげている土地も、とっとと金融機関と共同で任意売却して、いち早く全て清算できる可能性も出てきますが、今は様子見です。

契約終了時には、企業Mが、貸している土地の上に建っている建物を潰して更地にした上で返すという契約になっているので、それが実現できる日を今か今かと夢見ています。

帝国データバンクや東京商工リサーチ等の倒産情報を逐一チェックし、他にもいろいろある実現可能な方法を地道に模索して行こうと思います。

もし、仮に途中で二三男があの世に旅立てば、二三男の持分はかおりとまゆみの分となりますので、住宅ローンの残額を含め、これまでかかった費用の二三男の負担分を二三男の持分から清算します。

二三男には複数の子どもたちがいるのですが、二三男に多額の借金がある可能性も十分に考えられる為、相続放棄をするかもしれません。

限定承認という、プラスの財産の限度でマイナスの財産の相続をするという、相続方法もありますが、それだと土地を売却して得た利益に多額の税金を掛けられるというデメリットもあります。

どのような選択肢をとるのかは、こちらの持っている情報を全て提供した上で、子どもたちに決めてもらおうと思っています。

もし、借金が心配で相続放棄をした場合でも、二三男の持分で余った分があれば、二三男によって苦渋の人生を強いられた二三男の元奥さんや子どもたちに、出来る限り何らかの形で還元しようと考えています。

二三男は末っ子として生まれ育ち、これまで両親や周りから散々甘やかされて生きてきた為、人にやってもらって当たり前という考え方が染みついています。

何か困った事や問題が起こっても、周りが仕方なくアレコレと世話を焼いたり尻拭いをしてきたので、二三男は自分でどうにかしようという考えがあまりなく、如何に人を利用して自分が楽に生きるかという事にフォーカスするようになり、ずる賢く好き勝手に生きてきました。

これまでは、それで何とかなっていたようですが、事あるごとに尻拭いをさせられてきた二三男の身内は高齢となりました。

年齢的にいつ、認知症になったり天寿を全うしてもおかしくない年齢を超えていますので、二三男が無駄に長生きした場合は、身内の子どもたちがその代わりをする事になります。

その身内の何人かいる娘や息子の内の一人に、私も含まれているので他人事ではありません。

現時点においてもその二三男によって既に散々苦しめられており、今後も、明らかに大きな実害を被る(地獄を見る)羽目になる私が、その二三男に徹底的に抗っています。

二三男は我儘に育ったため、未だに驚くほど世間知らずで世間一般の常識が通用しない事が普通にあるので、これまで周囲の人はみんな二三男を腫れ物に触るように扱ってきました。

この二三男問題を解決するにはそれなりの法律の知識が必要ですし、二三男のせいでやたらと経費がかかる上に、不確定要素があって限られた予算内でどうにかしないといけないので士業を雇う余裕がありません。

どう考えてもしばらくは、私がほぼボランティアに近い形でそれを処理していく以外に選択肢がないのです。

これまで、誰もしなかったことを私が強硬にしているので、二三男にとって私は非常にやっかいな存在だろうと思いますが、何があっても絶対に負けません。

そして、二三男と関わっていると、要領よく適当に生きてきた悪人が得をし、善良な人や罪のない子どもたちが犠牲になるような不条理な世の中を、一刻も早く終わらせたいと心の底から思います。

 

下記のブログ記事には、不条理な世の中においても、精神状態を正常に保っていける最大の秘訣が書かれていますので、是非ともお読みいただければと思います。

人間の精神が崩壊するのはこの世のモラルの崩壊に最も大きな原因がある、と私は考えます。

より、一部抜粋します。

心の善良な人たちが苦しむような世の中になってはいけません。悪人が大手をふるって生き、善人が窮屈な思いをする、という世の中がこれ以上続いてはいけません。善人こそが楽しく幸せに生きられる世界に作り替えるべきです。

抜粋ここまで。

このブログ主(RAPTさん)の考え方に激しく同意します。

 

一刻も早くこの世の全ての悪人が跡形もなく滅び去り、善良で真面目に生きる人こそが幸せに生きられる世の中になる事を切に祈ります。