結婚市場における、結婚に対して消極的な男性と積極的な女性のそれぞれが抱く現実と理想の乖離

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11月8日の日曜日、私の配偶者が某大手英会話スクールを利用しているので現地まで一緒に行き、その帰りに買い物をして夕ご飯はその近くで食べようという事になり、大手町の丸善 丸の内本店に行きました。

英会話のレッスン中、私は1人で本屋さん巡りをしていました。
その中で見つけたものです。

マスコットキャラクターがイマイチ可愛くないといいますか、オリンピックそのものが上級国民どもが国民の血税を搾取する為のイベントでしかないので、中止になる事を心の底から願っています。

そして、本屋さんにはいろいろなコーナーがありますが、このようなしょうもないものもありました。

新型コロナウイルス感染予防対策として、書籍ご選定コーナーを閉鎖しております。
と書かれてありました。
新型コロナウイルス騒動は上級国民のでっち上げだから無意味なのに・・・。

それとは対照的に店内のほとんどのスペースでは、ソーシャルディスタンス?何ソレ美味しいの?みたいな場面が所々見受けられるくらい、たくさんのお客さんがいました。

さらに、このような女性の本棚というコーナーもあり、デヴィ夫人のメッセージカードのようなものもありました。

幸せになりたいなら お読みなさい と書かれてあります。

こんなの読んで幸せになれるくらいなら、この日本に自殺者なんているわけがなかろうとは思いますが、精神的に追い詰められている人には一時的な気晴らし位にはなるのかもしれません。
これより、本題に入ります。

本来ならば受け身の立場のハズなのに、婚活市場では女性余りとなっている現状

先月半ば頃にツィッター上で下記の情報を知ってから、今まさに、世の中の多くの人たちが心の叫びを押し殺して必死に生きているのだろうなと改めて感じました。

9月の自殺者 全国で1805人 女性が大幅に増加 警察庁

より一部抜粋します。

先月、自殺した人は全国で合わせて1805人で、去年の同じ時期より143人増えたことが分かりました。ことし7月以降、3か月連続で去年の同じ時期よりも増えていて、国は新型コロナウイルスの感染拡大などの影響について分析を進めています。

警察庁によりますと、先月自殺した人は速報値で全国で1805人となっています。

これは去年の同じ時期に比べて143人、率にして、8.6%増加しました。

男女別では、男性が去年よりも0.4%増えて1166人、女性が27.5%増えて639人となっていて、特に女性の自殺者が大幅に増えています。

抜粋ここまで。

このように書かれているのを見て、嘘のコロナウイルス騒動により女性従業員の占める比率の高い、飲食店やサービス業が特に大打撃を受けた結果、追い詰められる女性が増えたんだろうなと漠然と考えていました。

でも、他の調べものをしているうちに、下記の男性視点で書いてあるブログ記事を見つけました。
いろいろな意味で興味深いのでご参照ください。

男性軽視社会

より一部抜粋します。
※読みやすいように適当なところで太字にしています。

この件は、コメントもいただいたのだが、女性が増えた増えたといっても、男性の方が倍近く多いんよな。

変化に着目した報道で、元の数を気にしていない。

なんというか、「男性軽視社会」って気がするわ。人口的には男女ほぼ同じなのに、男性の自殺者が倍近く多いのは、かなり問題のはずだが、女性の話題しか出ていない。

この国で一番弱者なのは、代弁者もいない、立場の弱い男性だと思うわ。

抜粋ここまで。

根本的に自殺をする人の比率は男性の方がかなり高いにもかかわらず、私は今回の嘘のコロナウイルス騒動で、女性の自殺率が上がっていた事だけにフォーカスしていた事に気付きました。

確かに体力は男性の方が格段に上ですが、多少の困難が有ってもしぶとく生き抜く精神力は、女性の方が格段に上だと思います。

一般的に、日本社会において夫婦が離婚すると男性は落ちぶれていく人が割と多いですが、女性は逆に元気になる人の方が結構多いようにも感じるからです。

それって、女性は生物として妊娠と出産が可能で育児もするという性質上、社会的に守られる立場にあるからなのかもと思いました。

ただ、非常に残念な事に、それを悪いように利用して善良な男性を誘惑し騙して家庭を築き、自分の都合のいいように夫に寄生してATMのように扱い搾取し続ける、サイコパスとしか思えない女性も一定数生息しています。

そのような女性から搾取されている立場の男性からすれば、離婚するにはそれなりの理由がないと社会的に非難されますし、子どもがいると、さらに養育費の件もあって容易ではありません。

そして、男性の場合は非難される事はあっても、女性のように守られる場面があまりないので、人によってはひたすら我慢を強いられている場合も普通にあるのかもしれません。

改めて考えると、そのような悲惨な目に遭うリスクを恐れる男性の心の叫びと、女性は結婚しして子どもを産むべきだという洗脳と周囲からの強烈な同調圧力に押された挙句、結婚に執着せざるを得ない女性の現実離れした願望が、数多くの不幸な結婚を生み出しているのではないでしょうか。

それをよりわかりやすい形で書かれている興味深い事例があります。

下記のブログ記事をご参照ください。

婚活女性の半分は、余る可能性がある

より、一部抜粋します。
※読みやすいように適当なところで改行、太字等にしています。

結婚に前向きな20~34歳までの未婚男性はたったの4割しかいません。一方、同じ年齢の女性でも5割です。

二者択一の無理やりな選択で「結婚するつもり9割」だとしても、実際、結婚意欲があるといえるのはその半分程度であり、この傾向は30年前から変わっていません。

 
 20~39歳までの年齢では、すべて女性の方の結婚意欲が高いことがわかります。男女差分でいえば、25~29歳が16%も女性の結婚意欲が高くなっています。

つまり、未婚者の絶対数では「340万人の男余り(20~50代の場合)」ですが、結婚意欲に関しては女性の方が上回っているのです。単に未婚男性の人口が多くても、結婚意欲がない相手では結婚の対象にはなりえません。

 
 この結婚意欲の違いを、結婚適齢期といわれる年代である20~34歳までの未婚男女の人口差にあてはめてみましょう。

 単純な未婚男女の人口差では、99万人もの男余りです。しかし、結婚意欲の違いを乗じると、結婚したい人口は男299万人に対して、女308万人と、男女逆転して9万人の女余りとなってしまいます(図1-12)。

 20代だけに限ると、未婚人口差では55万人の男余りなのに対して、結婚したい人口で考えると25万人も女余りになるということです。これが、男余りといいながら、実際の婚活において女性が苦労する要因なのです。

2018年内閣府の実施した「少子化社会対策に関する意識調査」(結婚を希望している者で結婚していない20~40歳代の女性を対象N=1343)によれば、女性が希望する相手の理想の年収は、500~700万円が32・8%ともっとも多く、全体の72%が400万円以上を希望しています。

 あくまで希望ですから、それをとやかくいうつもりはありませんが、実際の20~34歳の未婚男性の年収分布は、逆に400万未満で81%を占めます(年収額不明を除く)。

 つまり400万以上の年収のある未婚男性はたったの19%しか存在しないのです。差し引き、53%の婚活女性は余ることになります。

 前述した結婚したい未婚女性人口である308万人にこの53%を乗じると、163万人もの婚活女性が余るという結論になります。

男性の結婚願望は、上がりようがない状況だと思うんよな。コロナでさらに未来が不透明だしさ。男性が養うって価値観がまだまだ婚活市場では強いだろうしさ。

抜粋ここまで。

昔と違って現代社会は、高収入を得られる男性が少数派となりつつある現状にもかかわらず、昔ながらの男性が大黒柱となって家族を養うという価値観が根強く残っているので、男性にのしかかってくるプレッシャーはかなりのものではないかと思います。

さらに経済的な負担のみならず、悪妻の餌食となりATMの如く扱われ搾取されるリスクを負う可能性等を考慮すると、男性が結婚に意欲を示さないのは自然な流れでしょう。

一応は女性も社会で当然のように働くようにはなってきましたが、雇う会社側からすれば、女性は出産、育児休暇、時短勤務など、それ相応の対応や配慮が必要となり、その分経費もかかります。

その為、女性を男性のようにこき使うのが難しく、利益を出すにも都合が悪い場合が多々あるので、正社員として雇うのを避ける傾向にある事から、女性が稼げる額も限られてきます。

それに加え、女性が仕事と家庭の両方を選択すると決めた場合に、昔ながらの女性が家事と育児をするのが当たり前という価値観が根強く残っているので、仕事と家事と育児のトリプルワークを強いられる可能性が非常に高い事から、女性にのしかかってくる負担も尋常ではありません。

そして、出来る事ならば、子どもが小さいうちは自分の手元で育てたいという人間としても女性としても自然な感情を持つ人が多い事もあり、仕事を一時的に休むかパートや業務委託などで仕事の量を調整しようと考えて非正規雇用を希望するようになります。

そうなると、子どもを産み育てる女性がそれなりの収入を稼ぐには限界がありますので、伴侶となる男性に対してそれを補えるような収入を求めるのは、やむを得ない部分もあるのではないでしょうか。

男性は女性に育児と家事をすることを当然のように求め、女性は男性に大黒柱になることを当然のように求めます。

昔ならば大家族でそれが何とかなっていましたが、今は核家族化した上に、コイツらを中心とした上級国民ども(李家や創価学会とか)がしぶとく寄生し、庶民を徹底的に搾取し尽くそうとしており

庶民は、夫婦両方が働かないと生活そのものが厳しい世帯が大半を占めるような状況となっていますので、昔ながらの男女の役割をそのままお互いに押し付け合うと、結婚そのものが成り立ちません。

何とか結婚が成立したとしても、どちらかに過剰に負担がかかり過ぎてしまうのでどうしても歪みが生じ、穏やかな結婚生活を送るのは難しく、早い段階で離婚となる確率が極めて高くなります。

次は現代の日本において、離婚する確率が高いケースとその理由を考えていきます。

男性の経済的な条件を重視して結婚を決めた女性が陥りがちな罠

まずは女性が結婚前に、相手の家事や育児に対する考え方をよくわからない状態において、相手の経済的な条件を重視して結婚を決めた場合にどのようになるのか?という事を、巷ではよくある2つの事例を挙げて考察していきます。

前提条件として、妻がとても真面目な性格で、同調圧力に弱いタイプと仮定します。
専業主婦と兼業主婦それぞれを希望する場合にわけて見ていきます。

女性が専業主婦を希望する場合

1.彼はそこそこの高収入で、彼の母親は専業主婦で上げ膳据え膳で何でもしてくれたから、妻もそれをするのが当然という考えを持つ男性だし、結婚相手に専業主婦を望んでいるだろうと思って結婚してみると、実は夫はパートなどでの共働きを望んでおり、その際の妻側の負担については何も考えていなかったという話をよく聞きます。

そのケースだと、夫は自分の母親に至れり尽くせりで育てられた為、家事能力がない可能性が高く、育児にしても女の仕事だと決めつけている傾向にあります。

それだと、必然的に妻は保育園に預けないと働けませんので、保育園に預ける為に仕方なく、保育園の利用基準を満たすようなそれなりの労働時間のパートの仕事を選ばざるを得なくなります。

そこそこの高収入の男性と結婚すれば、専業主婦として子どもを自分の手でじっくりと育てる事ができるだろうと考えていた女性にとっては、自分の理想とは程遠い不本意な結婚生活となるでしょう。

 

女性が兼業主婦を希望する場合

2.彼はそこそこの高収入で、彼の母親は兼業主婦だったし、妻が結婚後も子どもを産んでも仕事を続けるのは構わないという考えを持つ男性だし、私のキャリアを積みたいという希望を酌んでくれるので、結婚後は家事と子育ても当然、分担してくれるものと期待して結婚してみると、実は夫は自分が家事や育児をする事を全く想定していなかったという話をよく聞きます。

そのケースだと、男性は家事も育児も何もできない或いは最初からする気もない場合が非常に多いです。

結婚後も働き続けてキャリアを積んでいきたいと考える女性にとっては、否応なしに仕事と家事と育児のトリプルワークを強いられますので、自分の時間もまともにとれず、現実逃避したくなるような過労死スレスレの超絶ハードな生活を送る事になります。

あまりの忙しさに仕事をセーブせざるを得なくなる、或いはせっかく血の滲むような努力の上に積み上げてきたキャリアそのものを諦めざるを得ない、場合によっては心身を壊したりと、不本意な結婚生活となるでしょう。

 

どちらのケースにしても、夫にとっては身の回りの世話と育児を当然にしてもらえ、仕事に専念できるおかげで会社での昇進もしやすくなるのかもしれません。
そのうち、両親の介護が必要になったらそれも女の仕事として、当然のように妻に押し付けるでしょう。

昔ならば、世間体を気にして離婚せずに我慢して添い遂げていたかもしれませんが、今は時代が違いますので、大半の妻は心身を病んで入院する、失踪する、離婚し子どもを連れていなくなる可能性が高いでしょうね。

次は男性が陥りやすい事例について考えていきます。

良妻賢母のイメージを女性に当てはめ、勝手に期待して結婚する男性が陥りがちな罠

次は、男性は世間一般で云われている良妻賢母のようなイメージを、自分の好きな女性に対して当てはめようとする、或いはそうであって欲しいと勝手な期待を抱く傾向にあります。

その場合に、男性が女性の真意をちゃんと確認せずに、相手の性格を自分の都合の良いように良妻賢母タイプだと勝手に脳内変換して結婚を決めてしまうと、場合によってはかなり痛い目に遭ってしまいます。

結婚前に、相手の事をよくわからない状態において男性が、外面が良いだけの相手の女性の本性を見抜けなかった場合と、しっかりタイプの女性に対して母親のように甘え続けた場合、結婚生活はどのようになるのかという事を、巷ではよくある2つの事例を挙げて考察していきます。

男性が外面が良いだけの相手の女性の本性を見抜けなかった場合

1.彼女は、自分の仕事が忙しいのを理解してくれるし、いつも自分の都合に合わせてくれるし、家事が苦手みたいだけど慣れれば何とかなるだろう、結婚後もきっと自分を支えてくれるだろうと思って結婚してみると、家事をほとんどやってくれない、言ってもやろうとしないという話をよく聞きます。

そのケースだと、その女性は結婚するまで意図的に猫を被っており、自分の安定した生活を確保する為に結婚しただけで、自分のようなハイスペックな女と結婚できただけでも幸せでしょう、多少の我儘くらい聞きなさいよ。と最初から夫を思いやる気もなく、大抵は夫を自分の思う通りにコントロールできるだろうとしか考えていません。

そうなると男性にとっては、大黒柱として懸命に働いているのに、家に帰っても常時妻のご機嫌を窺わないといけない、自分で身の回りの事をしないといけない、家の中でくつろげないどころか、ATMのような扱いを受けて精神的に苦痛でしかないという結婚生活を強いられる可能性が高くなるでしょう。

 

しっかりタイプの女性に対して母親のように甘え続けた場合

2.彼女は、とても器用なタイプで料理も得意で家庭的だし、家計も共働きで支えてくれるし、結婚して子どもが生まれても二人で協力すれば何とかやっていけるだろう。と思って結婚してみると、子どもが生まれてから豹変した。自分に対して冷たくなったという話をよく聞きます。

妻がしっかりしたタイプだと、子どもができるまでは家事の面では甘えっぱなしの状態でも何とかなります。
でも、子どもが出来ると生活が一変するので、さすがの妻にも余裕が無くなり、いつまで経っても子どものような夫に対してダメ出しをするようになります。

夫にとっては、その急な変化に戸惑い上手く適応できず、その状況から逃げるべく、適当な理由をつけて妻や子どもと距離を置くようになります。

妻も一人の人間ですし、夫にとって都合の良い良妻賢母像を延々と押し付けられても、物理的に出来ない事は当然ありますのでやむを得ないと思います。

それについては、下記のサイト記事の事例がわかりやすいと思いますのでご参照ください。

退社時間早まったのに「足が家に向かない」 増える「フラリーマン」

より一部抜粋します。
※読みやすいように適当なところで改行、太字にしています。

家事能力の低さに、妻から容赦ない指摘
 掃除や食器洗いは普通にできたが、料理やアイロンがけ、洗濯がなかなかうまくできなかった。最初は優しく教えてくれた妻も、忙しさが重なるようになると、容赦ない指摘が飛んできた。

 「このタオル、たたみ方がまた違うよ」

 「食器は棚の定位置に戻して」

 「観察力、なさすぎだよね」

 一言一言が胸に突き刺さり、「自分の家事能力の低さに心が折れる日々だった」と振り返る。思えば、母親は専業主婦で、何でも自分でやっていた。

 「不器用な僕のために何でもやってくれて感謝ですが、今の時代では、むしろ『ああ母さんよ、なぜ……』と言いたくなるんです」

 自分の家事能力不足を認めながら、週末には家の片付けやごみ捨てなどを積極的に担ってきたつもりだ。それでも、今も妻から「違うよ」「ほんとうに学習できないね」というダメ出しがあり、落ち込んだり、腹が立ったりもする。

 確かに妻の方が手早くて正確だし、子どもの扱いにも慣れていると思う。だから、表だってけんかはしない。衝突すれば、かえってしんどくなる。自分が我慢すればいい。

抜粋ここまで。

この事例の旦那さんは、専業主婦の母親によって至れり尽くせりで育ったので、家事能力が身に付いていない状況下でも、しっかり者のお嫁さんのおかげで生活は何とかなっていたようです。

それから、子どもが生まれる前までも、旦那さんはあくまでも週末には家の片付けやごみ捨てという補助的な家事しかしていなかったようなので、お嫁さんにかかる負担はそれなりに大きかったと思います。

さらに、乳児の頃の育児はかなりの気力と体力を要します。それによって余裕をなくしたお嫁さんは、要領を得ない旦那さんにきつく当たってしまい、旦那さんが委縮するようになってしまったんですね。

この場合、夫婦どちらも可哀想に思います。

次は、結婚前に考える事、した方が良い事を考えていきます。

結婚前に双方の価値観をすり合わせないと結婚生活は地獄でいずれは破綻する

日本社会で共働きが一般的になってきた事により、夫婦お互いに、経済的にも時間的にもその双方の理想と願望を実行するのが困難になりました。

男性は女性に対して、自分の母親と同じように至れり尽くせりの奉仕を求めますが、女性にとってみれば
「私はあなたの母親ではありません。私も一人の人間なのであれもこれも全部やるのは無理です。あなたの理想と価値観を押し付けないでください」となります。

女性は男性に対して、自分の父親と同じように経済的に支えてくれる事を求めますが、男性にとってみれば
「私はATMではありません。私の収入にも限界があるので働いて家計を支えてください。でも、家事と育児は女であるあなたの仕事です」となります。

男女の主張と価値観が噛み合っていないのに、大多数の男女がそこをスルーして結婚するから離婚率がエライ事になるのです。

いくら日本に阿吽の呼吸で成り立っていた過去の歴史があったからといっても、お互いがそれぞれエスパーでもない限りは、じっくりと話し合わない事には相手の真意なんてわかりません。

結婚してからでは遅いのです。結婚する前に双方の価値観をすり合わせないと無駄な気力と労力と時間とお金を費やす事になります。

そして最後に、結婚を考えた二人が世間体や将来への心配や不安により、結婚をするにあたって一番大事な事を見失ってしまっているケースです。

「令和時代に専業主婦は甘えですか? 世帯年収1000万円です」アラサー女性の相談に厳しい声が寄せられる

より、

「世帯年収は1000万です。私は2年ほど心療内科に通いながら仕事をしています。令和時代に、専業主婦ってダメですか?」という質問に対し、

「婚約者にぶら下がって甘える気全開なのは見え見え」

「一旦仕事やめたらよっぽどの人じゃなければパートで扶養内かちょっと超えるくらいが関の山だよ。子供産んである程度したら復帰なんて甘い」

という収入面を重視する意見と

治療中の妻に「絶対働いてっていうのは酷だとは思う」

という相手の心身を重視する意見が出たそうです。

 

確かに人生何があるかわからないですし、男性の方も事件や事故、病気などの不幸に遭わないとも言い切れませんが、前提条件として、心療内科に通うの程ダメージがあるような女性の仕事の内容を見直す必要があるのではないでしょうか。

労働条件や人間関係に問題があるのなら、別の仕事に転職を検討するという選択肢もあります。

おそらく、女性側としても怠けたいというわけではなく、自分の限界を超えて精神的に耐えられなくなり、考える余裕も無くなった結果、現実逃避をして苦しみから逃れたいと思うようになったのではないでしょうか。

仮に、過労としか思えない状況で働く環境そのものが厳しい状況にあるのならば、過労死を防ぐ為にも仕事を一旦退職し、可能な限り休養した方が良いと思うのですが。

どう見ても女性の精神が破綻する一歩手前だと思うので、下手すると取り返しのつかない事になる場合もありますし、それを女性の甘えと片づけるのは二人の将来を考えても、良い結果にはならないでしょう。

このケースの場合、結婚そのものを見合わせた方が良いと私は思います。

そしてよく、専業主婦に対して相手に依存しているとか、寄生しているという表現でバッシングする傾向がまだまだ根強く蔓延っているように感じますが、大黒柱である夫も妻が日々行う日常の家事に依存しています。

妻が毎日、家事、育児、場合によっては介護などをしてくれているからこそ、夫は健康で元気に働けているのです。

女子供の労働は無料奉仕が当然であるという、間違った考え方は、上級国民どもが長い年月をかけて植え付けてきた、庶民からの搾取を目的とする為の洗脳思想でしかありません。

現代社会は特に、男女双方がお互いの個性や価値観を尊重し合う、協力し合う、感謝し合うというごく基本的で最も大事な考え方を見失ってしまっているように思います。

子どもがいなければ離婚するのも個人の自由だとは思いますが、子どもがいたならば、その子の人生を狂わせる事にもなり兼ねませんので、お互いに譲歩し合えないのなら、最初から結婚自体しない方がマシだと思います。

・何の為に結婚するのか。
・子どもが欲しいのならば、生まれた子どもを社会人として自立させるまで育てる覚悟はあるのか。
・相手に養ってもらう、相手に世話をしてもらうという一方的な価値観を押し付け合うのではなく、お互いに譲り合い、協力し合って暮らせるような相手なのか。

という項目くらいは最低限考えた上で結婚に踏み切る事をお勧め致します。

ただ、専業主婦で心身ともに健康なのに一切の家事をしない女性、妻に仕事と家事と育児をさせながら全く働かずに飲んだくれている男性などの、極端なケースは論外なので除外します。

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Posted by sanae