三峡ダムの話から文化大革命前と後の中国人の民度の変化に気付いた

中国三峡ダム,文化大革命,礼儀


中国人NHK党員創価学会員共産党員の筋肉弁護士

 

一時期、母から「北京に旅行に行きたい」としつこく言われていたことがありました。

私が20年前に北京留学していたのもあり、「有名な観光地だから行ってみたい」と軽く考えてのことだろうと思います。

私の留学当時も現在も北京は、母のようなお花畑思想の日本人だとカモにされるような環境だと認識していますので、私は母に真顔でこう答えました。

 

死にたいの?
気軽に観光に行って楽しめるようなところじゃないよ。ぼられるよ。何されるかわからないよ。
行くなら
台湾にしようよ。

 

それ以降、母は北京に行きたいとは言わなくなりました。

 

死にたいの?は多少大袈裟な表現ですが、人によっては本当に危険なところにもなり得るので嘘ではありません。

平和オーラが漂っている日本人を見つけると、カモにしようと狙ってくる外国人を何人も見たことがありますので、今回は省略しますがそれなりの根拠があるのです。

 

割と最近の北京の情報を発信しているYoutubeチャンネルをご参照ください。

北京日本人口減りすぎどこにもおらん(データ参照→傾向と対策)中国北京現状

この男性の言う通り、北京は留学生がいる場所と駐在員がいる場所は離れています。
実際、私も日本人の駐在員に一度も会ったことがありません。

日本人と知り合うには、日本人が集まるような日本人対象のイベントに参加することです。
私も留学生対象のイベントで何人かの日本人と知り合い、留学期間中は定期的にご飯に行って交流したり、携帯のショートメールや電話で連絡を取り合っていました。

海外で信用できるのは同じ日本人である。という考えのもと、防犯も兼ねて常に情報交換、情報共有をしていました。

現地の友達を作るにしても、経済的に格差があり過ぎる人だとトラブルが起こる確率が高いので、無理せずに合わせられる程度の人を選んだ方が無難です。

 

最近は、よくわからない理由で拘束される日本人のニュースがあったり、経済の停滞によって治安も悪くなっているので日本人が減るのは当然です。
仕事で駐在しているのなら、生活がかかっているのでまだわかりますが、留学についてはヤバくないですか?と心配になってしまいます。

中国語を学びたいのなら台湾で十分ではないかと思うのですが、何をどう考えるかは人それぞれですね。

 

中国にいる日本人は現地のルールに従い、現地の風習を尊重して暮らしている人がほとんどだと思うのですが、日本にいる中国人にはそのような概念があまりないのも一定数いるようです。

中国出身の女優『高陽子』、日本が中国の支配下になることについて「いいじゃないですか」とTVタックルで発言し、炎上

 

あと、これはヤラセそのものだとは思いますが、あまりにも手口が幼稚過ぎて失笑ものです。

【中国で日本人宿泊拒否】防犯ブザーを鳴らし日本人宿泊客に「出ていけ!」 宿泊拒否したフロント係女性は“ヒロイン”に ホテルの予約サイトには「日本人お断り」と表記〈カンテレNEWS〉

とにかく反日思想を植え付けて愛国思想を定着させたいとしか思えません。

 

それから今はアカウント停止になってるっぽいですが、こんなのもいるようです。


この画像はコチラより引用しています。

創価学会員は南朝鮮人が多いという話をよく聞きますが、この様子だと中国人もそれなりにいるのでしょう。

 

精神年齢が中学生レベルなの?っていいたくなる中国人が日本にはワラワラいて話題になっていますが、それを遥かに上回るツワモノがいました。

短期滞在ビザが切れ、四半世紀にわたって不法残留の疑い 中国人の男(63)を逮捕 三重県

 

約24年4カ月の間、不法に残留していたそうで、かなりのインパクトがあります。

私の知り合いだった北京人ですら不法滞在歴5年だったので、一体どんな生活していたんだろうと思います。

といいますか、これは氷山の一角に過ぎず、日本人のフリして生活している不法滞在の外国人は割と普通にいるのかもしれません。

 

海外のビザや中国のパスポートに目を向けるとこのような目も当てられない情報もあります。

【海外の反応】中国のパスポート、ガチで紙クズに…!ロシアで中国人が豚扱い…!恐喝・ボッタクリ・窃盗が日常化で中国人観光客、世界中でカモに【ゆっくり解説】

中国政府のメンツに過剰にこだわる政治一定数の頭のオカシイ中国人のおかげで中国のパスポートはお粗末なものとなり、国民は落胆しているようです。

一帯一路により外国を植民地化しようとお金をばら撒いて騙したツケが国民に返ってきているようです。

あぶく銭により成金になっても、日頃の行いが悪いからろくな目に遭わない。というわかりやすい事例ですね。

 

 

そして、沖縄滞在時に台風情報を見ているうちに、たまたま見つけたこのYoutubeチャンネルにより三峡ダムがものすごく気になるようになってしまいました。

● 三峡ダム ● いよいよ秒読み段階!まもなくです 10-16 中国の最新情報 直播ライブ 今すぐ決壊しないが ・・・3兆円をかけた巨大プロジェクトの今

 

動画の後半に爆発して燃えてしまった車のリアルな状況は下記をご参照ください。

逃げられない車 、中国人の反応は?

本当に飲酒運転が原因なのか?と多くの人が疑問を抱いているようです。

 

実際のリアルな三峡ダムを取材した動画です。

【三峡ダム】中国がひた隠しにする国家滅亡の可能性がある世界最大のダムの重大な欠陥と真実。

 

そして、三峡ダムの歴史を詳細に説明している動画が下記になります。

【衝撃】三峡ダム、制御不能!夜中に“極秘放流”を決行…6万人が避難する未曾有の大惨事に…【ゆっくり解説】

 

多くの専門家がダムの建設を反対したようですが、政府がそれを無視して強行したようです。

しかも、最後まで必死に三峡ダム建設の危険性を訴えた善良な中国人を22年間も強制労働させて黙らせたとのことです。

善良でまともな中国人がいても、メンツにこだわる中国政府により弾圧されて人災は無かったことにされているのです。

今は悪名高い中国人ですが、ひと昔前は善良な人もいたのです。

毛沢東の文化大革命後に中国人の意識が拝金主義へと変わっていき、お金がないと自分の権利が守れない国になっていきました。
メンツを重要視する文化なので、自分のメンツを守ることに精一杯なあまりに、徳よりもお金を重要視するようになったのでしょう。

それで私が北京留学時に一緒に住んでいた北京人女性のお母さんのことを思い出しました。

 

私が北京留学時に一緒に住んでいた北京人女性(以下Kさんとします)はほとんど、おじいさんとおばあさんに育てられたそうです。

Kさん本人から聞いた話だとかなり甘やかされて育ったようでとても我儘です。

それとは対照的に、Kさんのお母さんはどちらかというと良識のあるタイプでした。

Kさんのお母さんとは何度かレストランで一緒に食事をしたり、Kさんの実家でご飯をご馳走になったりと、よくしてもらいました。

Kさんのお母さんは、ひと昔前の中国人が持っていた礼儀がそれなりにあるのだろうなと思える人でした。

Kさんのご両親が祖父母に自分の子どもを預けて何をしていたかというと、文化大革命で強制労働に従事させられていたのです。

Kさんのお母さんは本人曰くクリスチャンだそうで、時代的に厳しい環境から推察するに、おそらくそれは公にはしていなかったものと思われます。

 

Kさんのご両親は親戚中からお金を借りてかき集め、Kさんを留学させました。

留学ビザが切れた後は、不法滞在してでも日本でお金を稼いで送金するようにとKさんに指示したそうです。

途中、Kさんのお父さんが病気で危篤状態となり、Kさんはそれを機に中国に帰国することになりました。

お母さんはKさんが送金したお金でマンションの使用権Kさんのお母さん名義で購入していました。

マンションの使用権を購入して何年後かに、私もそのマンションにKさんとのルームシェアとして一緒に住むことになりました。

 

実は、私の北京留学の期間は1年半でしたが、1年は学生ビザで、残りの半年は招待ビザでした。

留学生が招待ビザで学校に通うことは通常はあり得ないことです。

どうして学生ビザではなく、招待ビザなのかは別の機会に説明するので省きますが、その招待ビザはKさんのお母さんのコネで取得したものです。

 

招待ビザを取得後にKさんのお母さんは、私に5000元を支払うように請求してきました。
私は家賃の相場を知っていたので直ぐに言われた通りに支払いました。

 

以前から、私は日本人の友人と情報交換をしていたのですが、私の友人は様々な理由があって何度か引っ越しをする人が多かったです。
友人、もしくはその友人の友人(いずれも日本人)が引っ越しをする際には、私も必ず同行させてもらっていました。

その理由は家賃の相場を知る為です。

今は微妙になりましたが、当時の北京の物価からすると日本人はお金持ちの部類に入っていたので、ぼったくりは日常茶飯事でした。

それもあって極力騙されないように、日本人同士でお互いに情報交換、情報共有することで相場とかを常に調べていました。

Kさんのお母さんはその相場程度のお金を請求してきたので、私はこれは家賃だな。と認識した上で支払ったのです。

 

実際にその後、私はKさんのお母さんからお金を請求されることは一切ありませんでした。
むしろ、時々レストランでご飯を奢ってくれたり、Kさんのお母さんの自宅で栄養たっぷりのご飯を食べさせてくれました。

食事中にKさんのお母さんが私が委縮しているのに気付いて、いろいろと気遣ってくれたので、それに対してお辞儀しながらお礼を言うと

日本人はちゃんと礼儀を尽くすんだね。昔は中国人もそうやっていたんだけどね。

と、私を見ながら感心したように言っていました。

Kさんのお母さんの言動から察するに、ひと昔の中国人は礼儀を尽くす人が普通に存在していたのだと思われます。

 

それとは対照的にKさんは、住まわせてやっているんだとマウントを取り、自分が上だという言動をしてきたので

私は

ちゃんと、相場程度の家賃を家主であるKさんのお母さんに支払ったよ。
文句があるなら、お母さんに言って。
そのお金を返してくれるのなら、他に引っ越すから。

 

きっぱりと言うと、Kさんは黙り込んでそれ以上は何も言わなくなり、無駄なマウントも取らなくなりました。

今思えば、Kさんのお母さんは、Kさんの性格を知った上で、敢えて私から直接家賃を徴収したのだと思います。

 

最後まで必死に三峡ダム建設の危険性を訴えた中国人もいたようですし、Kさんのお母さんのように、外国人である私を気遣ってくれる人もいたのです。

 

文化大革命により、善良な中国人が目立たなくなり、世代が変わるごとに拝金主義が加速していき、現代のように

世界中から忌み嫌われる中国人が増殖した

と思われます。

まさか、台風情報をきっかけに三峡ダムに興味を持ち、そこから中国の悲しい歴史がもたらした弊害とひと昔前の善良な中国人にたどり着くとは思いませんでした。

 

国籍、民族、年代、性別問わず、善良で真面目に真っ直ぐに正直に生きる人たちが幸せに生きられる世の中になることを切に願います。

中国三峡ダム,文化大革命,礼儀

Posted by sanae