安倍昭恵氏とポピンズの会長の保育士の人件費ピンハネ疑惑
一部の企業主導型保育園のずさんな助成金漬け経営
大企業と富裕層だけが利益を得るという、一般国民にはデメリットしかないアベノミクス効果で、低賃金と長時間労働の蔓延により大多数の国民が貧困化し、共働き世帯が増えて待機児童問題が深刻化しました。
そこで、保育園と保育士を増やして待機児童問題をどうにか解決して欲しいという保護者の強い要望が出てきて、かなりの話題になっています。
にもかかわらず
保育園の数が増えないのは保育所設置の条件等が厳しいからである。
という政府の無理矢理なこじつけ的理論により、保育所設置にかかる主体制限が撤廃されました。
というのは、これまでは公立や社会福祉法人が設立した園でないと補助金が充分に貰えなかった状況から
株式会社やNPO法人の保育所設置した園も、規制緩和により一定の基準を満たせば多額の補助金を得る事が可能となったわけです。
平成28年度に内閣府が開始した、企業向けの助成制度を活用した企業主導型保育事業に補助金がばら撒かれた事により、確かに保育園の数は増えました。
ところが、東京都世田谷区の企業主導型保育所「こどもの杜」で経営悪化で保育士が一斉退職し、休園に追い込まれるという本末転倒な状況が発生しましたね。
都内「助成金漬け」保育園、ずさん経営の末路
経営悪化で保育士が一斉退職、突然の閉園に
より一部転載します。
※わかりやすいように適当なところで改行しています。
都内に半年間で5カ所を開園
西日本で企業主導型保育所の運営を手掛けていた、ある株式会社(A社とする)。
A社は2017年2~7月にかけて東京都内に5カ所の園を次々とオープンさせた。
同じ経営者が別法人を立てて運営する施設も存在する。
しかし、オープンまもない2018年3月、その中の1つの園で保育士たちの給与の支払いが遅れ、園の職員全員が退職するという事態に発展した。
さらにこの園は同時期に急きょ保育園の名称を変更。一連の事態を受け、経営者は保護者説明会を開いたが、一度保護者が抱いた不信感を消すことはできなかった。
転載ここまで。
保育士の待遇が劣悪になっていますね。
ただでさえ大変な仕事なのに給料の支払いが遅れたら生活に支障をきたしますし、これでまともな保育を行うのは不可能です。
数だけ増やしても中身が伴わず、企業、保護者、保育士全てにおいて最悪の結末となりました。
それから明らかに悪質で助成金詐欺としか思えないものもありました。
業界4位「どろんこ保育園」の”不都合な真実”
「偽装工作」で認可を取得していたことが判明
何でもアリのやりたい放題ですね。
政府の無責任な税金ばら撒きとずさんな審査体制にハイエナが群がっているようなイメージとでもいうのでしょうか。
しかもこれらの業者の大半が安倍晋三首相の身内かその関係者である可能性も十分ありますね。
保育園は公益性が高い児童福祉施設なので、営利性を求める企業には馴染まないという事は予め議論されていたのに強行されたのはなぜでしょうか。
国民の事よりも自分たちが儲かる事しか頭にない安倍政権とそのお友達の利益の為でしょうね。
そう考えると全ての辻褄が合います。
保育士配置基準を半分に減らしても助成金が得られる
一見単なる仲良しのお友だちを装っているようですが、ポピンズの中村紀子氏は企業主導型保育事業で多額の助成金を得る事で、 約70億円だった売上が約140億円にまで増えたと言われています。
安倍昭恵さんをなぐさめる会を口実に一体、何の話をしてたのでしょうか。
「慰める会」に出席した安倍昭恵夫人を直撃取材《予告編》(リンク切れ)
株式会社ポピンズ
中村紀子氏は株式会社ポピンズの会長です。
この会社の事業内容は下記になります。
◆子育て支援サービス
◆乳幼児教育支援サービス
◆子育て事業コンサルティング
◆介護支援サービス
◆介護人材育成支援サービス
主に福祉事業を生業とする会社です。
通常、認可保育園を設立するにあたり、比較的厳しいといわれている設置基準がいくつかあって、その中でも一番難しいのが保育士の数を揃える事であるといわれています。
下記のように保育士の定数が決まっています。
保育士の定数
0歳児おおむね3人につき1人以上
1歳児及び2歳児おおむね6人につき 1人以上
3歳児おおむね20人につき1人以上
4歳以上児おおむね30人につき1人以 上とする。
定員90人以下の施設にあってはこの定員のほかに1人以上の保育士を配置しなければならない。
配置する保育士の数は、常時2人を下回ってはならない。
保育園の運営費用の大半が人件費で占められていますので、その人権費を減らすとその分利益が増えます。
通常、保育士の人数の配置基準を満たさないと認可外保育園になり、補助金が少ししか貰えないのですが
この企業向けの助成制度の活用で、企業主導型保育事業を行えるようになったので、実質は認可外保育園の基準なのに、保育士の配置を上記の条件の半分までに減らしても、認可保育園と同じ多額の補助金を貰える事になったのです。
それにも関わらず、ポピンズの中村紀子氏は、更に本来は保育士の人件費として当てるべき部分の20%程までもを、ピンハネしてさらに不当に暴利を貪っているというのです。
PRESIDENT Online
日本を私物化して開き直る安倍夫妻の異常
2人とも大事な何かが欠落しているより一部抜粋します。
※わかりやすいように適当なところで改行しています。
人件費70%を想定していたのに、平均50%程度しかない
結果からいえば、中村の望み通りに16年から規制が緩和されたのである。
そのおかげで「ポピンズ」は120施設を増設し、全国で220カ所の保育施設を運営し、約70億円だった売上を17年度には約140億円に増やしているという。
その収入の半分が国や自治体からの補助金によるものだが、文春の調べによれば、国は保育所の経営実態調査などから人件費を70%と想定して補助金を支給しているのだが、
「ポピンズ」運営の認可保育所の保育士人件費率は平均50%程度(16年度)しかないそうである。
中村の経営の私物化についてはここで触れないが、文春がいう通り「国家戦略特区には莫大な公金が投入される。
首相夫人が規制緩和のメリットを享受する利害関係者と”お友だち”付き合いをしていては、その選定過程に疑念が生じることは加計学園の例からも明らかだ」。
昭恵には人間として大事な何かが欠落している、そう思わざるを得ない。もちろん夫の安倍も同じである。
抜粋ここまで。
その「ポピンズ」運営の認可保育所の保育士人件費率は平均50%程度(16年度)しかないと推測できる、わかりやすいデータが下記にあります。
厚生労働省
幼稚園・保育所等の経営実態調査
結果の概要
社会福祉法人、71.4%、学校法人65.8%、営利法人56.4%、その他法人71.2%
とありますが、
ポピンズは営利法人です。
営利法人は平均50%位でなので、営利法人である規模の大きいポピンズはそれ位だろうと容易に推測できますね。
2019年10月19日追記
今や吸収合併によりポピンズは保育系の派遣会社でも3位の地位にあります。
画像はコチラより拝借してます。
とことん搾取を続けぼろ儲けしたからこそ、ここまで昇りつめることができたのでしょうね。
この企業向けの助成制度を活用できる、企業主導型保育事業は「慰める会」の時から既に仕組まれており
安倍昭恵氏とその仲間が利益を得られるために、作られたものである可能性が高いと思います。
仲間内の儲けの為に規制緩和し、暴利を貪っている可能性が極めて高い
本来、労働に見合っていない保育士の賃金や労働環境を改善した上で、保育施設を増設する為に国民の税金を使うべきでしょう。
そうなっていないのは、安倍夫妻にとって国民は搾取の対象でしかなく、身内や仲間内で国民の血税を湯水のように使っているようにしか私にはみえません。
このような感じで。
税収というのは国民から吸い上げた物でありまして 安倍総理2016年1月21日参議院
内容が若干偏り過ぎていますが、ポイントは抑えている下記の記事もわかりやすいかと思います。
ハーバー・ビジネス・オンライン
虚飾だらけの「アベノミクス」。果実を得られるのは「身内だけ」という現実
補助金バブルの「企業主導型保育所」の陰にも安倍昭恵
より一部転載します。
※わかりやすいように適当なところで改行しています。
今、安倍政権が進めている「企業主導型保育所」は補助金バブルが起こっていて、今年6月には「変態コレクター」であることを自慢する安倍昭恵夫人が、保育サービス業大手の「ポピンズ」の中村紀子会長とズブズブの関係だと週刊文春に報じられました。
なんでも「ポピンズ」の30周年記念パーティーで音頭をとったのが安倍昭恵夫人であり、「昭恵さんを慰める会」を名目に3万円コースのふぐを食べ、たらふく飲んだのだといいます。
そんな昭恵夫人と仲良しのポピンズには30億円の補助金が流れているといい、それまで約70億円だった売上が約140億円にまで増えたと言われているのです。
転載ここまで。
安倍昭恵氏とポピンズの会長の、保育士の人件費ピンハネ疑惑はかなり濃厚ですね。
貧困に喘いで苦しんでいるたくさんの日本国民にはお金を使わずに、安倍晋三首相のお友達には国民の血税が湯水のように流れていき、補助金バブルとまで起こっているとは意味不明です。
完全に政治を私物化しているようにしか見えません。
それからこういうのも。
就活会議
株式会社ポピンズ
退職理由に関する口コミ一覧 より。
人件費を過剰にピンハネしたんだろうなと思えるものだけをピックアップしました。
あと、癒着としか思えない不可解な現象も見られますよ。
保育園に入りたい!待機児童をなくそう~
新宿第二保育園は環境のことを考えて移転?移転なのになぜ民営化?
民営よりは環境が整っている筈の公立を無理矢理廃園にしてまでも、ぼろ儲けしようとしているんだなという事が窺えますね。
待機児童解消緊急対策について
(仮称)西富久子ども園分園を開設します・(仮称)西富久子ども園開設に伴い閉園する新宿第二保育園跡施設を活用し開設します。
どう見てもお友達の企業のポピンズが優遇されているようにしか見えません。
しかも保護者は全然納得せず不満を抱いています。
やり方がかなりえげつないですね。
安倍夫妻は日本国民の為の政治や活動をしていないという事は明らかですね。
そして、安倍政権の実績とその内情やらを詳しく書いている下記のブログ記事をどうぞ。