エステや基礎化粧品、サプリメントなどに頼り過ぎると、お金と時間と労力の無駄になる確率が非常に高い

健康録ダイエット, 美容, 食品添加物

先々週は公私ともに多忙で余裕がありませんでした。
8月28日から昨日までは所用で北海道に行っていました。
私は配偶者の仕事の都合で、北海道の札幌市に6年半前くらいまで1年半ほど住んでいた事があります。

実は私が病院に行かない生活は、その北海道暮らしの頃から始まっています。

本来は岩見沢市辺りの大雨とか倶知安町の移民について書こうかと考えていましたが、健康ネタに予想以上に反応があったので今回はそれを書きますね。

ほとんどのエステや基礎化粧品は気分転換や気休めにしかならないのでお金と時間と労力の無駄である


だいぶ前からエステに関わる危険性が指摘されているにもかかわらず、未だにエステサロンの広告があるのが不思議でなりません。

下記の4つのサイトをご覧ください。

独立行政法人国民生活センターのサイトです。

エステティックサービスによる危害の現状と安全確保のための方策

 

下のサイトは具体的な勧誘事例で説明されています。

[恐怖体験]エステで詐欺は当たり前?手口や返金方法をチェックして危険を回避

 

次のサイトは法的に解決する方法を書かれています。

エステ詐欺の特徴と手口を徹底解説!法的解決方法で返金請求手続き!

 

エステで肌に被害を負った場合に、慰謝料を勝ち取る方法を教えて下さい

これらは基本的にエステ詐欺の事例ですが、クーリングオフで済むのなら、内容証明郵便を士業に頼まずにインターネットで調べれば自分でも出せます。

私も若かりし20代の頃に悪徳業者に絡まれて仕方なく契約書を書かされ、自分でインターネットで調べて翌日、内容証明郵便にて解約通知を出して事なきを得ました。

ただエステ詐欺のほとんどの場合は大金が絡んできますので、弁護士のお世話になる確率が高くなってしまいます。
極力近寄らない、近寄られても逃げるのが一番です。

そもそもエステや基礎化粧品は必要ないと私は考えています。
身近にいる男性をじっくりと観察してください。

時々、電気カミソリが苦手でカミソリ負けで肌トラブルがある人、元々アレルギーのある人を除けば、何もしていないのにお肌がつるつるで肌トラブルなしではありませんか?

どうして女性だけが、お肌のお手入れというものが必要になるのかがわかりません。
性別は違いますが同じ人間ですよ。

下記のブログ記事をご参照いただきたいのですが

40代のエステは気休めではありません!

はぁ?一時的な気休めでしょう。

マッサージで一時的な効果なら確かにありますよ。
化粧品でも一時的には綺麗に見えます。
ただ、それらは一時的なものなので、それを維持するには通い続けたり化粧品を使い続けなければいけません。

しかも、その一時的な効果を期待してお金や時間を投資し続けても、残るのは肌トラブルと無駄な支払いと後悔だけです。

たまに生まれつき肌の丈夫な方もおられるので、大した害もなく無事に済む場合もあるようですが、結局のところは人工的かつ不自然な行為をしているだけなので、大半の女性には気分的なリラックス効果を除けば害悪でしかありません。

下記のサイトも参考になります。

これでいいのか!スキンケア?

あと、炎上商法大好きな内海〇医師のFacebookですが、これは真実です。
大企業の作っている化粧品は、ハッキリ言ってほとんどが毒まみれだと思った方が良いです。

下記の動画もわかりやすく説明しているのでご視聴ください。

「化粧品・シャンプー・洗剤・抗菌剤〜これを買ってはいけない」船瀬俊介の船瀬塾

船瀬氏は以前は炎上商法大好きな内海〇医師と組むまではまともな活動をされていました。
途中でイルミナティ(支配層)に取り込まれてしまい、おかしくなってしまいました。

その手口については下記の動画をご視聴ください。

RAPT×読者対談19 イルミナティが我々庶民を取り込む具体的方法。
それでも、中には真実の情報もまだありますので、そこは参考にしてもいいと思います。

実は私は18歳の時にこれらの真実を船瀬氏の書籍によって知ってからは、スーツを着る時のポイントメイクを除き、基礎化粧品の類を一切止めました。
それらの書籍のおかげで、当時、手肌の荒れで悩み苦しみ、皮膚科通いをしていた私は救われたのです。

船瀬氏の書籍は図書館にも置いてありますので、是非ともご覧ください。

私はお手入れの類は今も何もしていません。水で軽く洗うだけです。
口紅を塗った日は落とす時に、必要最低限に無添加せっけんを使うのみです。

だからその分、お金もほとんどかかっていません。
外出時の準備も配偶者よりも早いくらいです。

今は私もそれなりの年齢になりましたが、未だに肌が若いとよく言われます。
シミもほぼありません。

秋や冬に乾燥気味になった時でも、必要に応じてワセリンを薄く塗って終了です。
実にシンプルです。

時々、高校生や20代、30代の若い女性でお肌が十分にキレイでそのままでも可愛いのに、基礎化粧品やファンデーションを塗ったりマスカラで過剰に目を強調したメイクをしている人を見ると

そのままでも十分だから口紅や眉毛などのポイントメイクだけでいいのに。
本当にもったいないなーといつも思っています。

人によってはすっぴんの時とあまり変わらなかったり、ほぼすっぴんの方が可愛いかったりする場合も多いです。

若い人に限らず、シミがあまりない40代~以降の女性でも、基礎化粧品という余計なものを塗りたくるのを止めて、まともな食生活をしていれば、それだけでシミが薄くなる可能性は十分あるのではないかと思います。

ただ、遺伝や体質、食生活、化粧歴などは人によって様々でなのでその効果の程は一概には言えませんけど。

あと、ポイントメイク用の口紅やマスカラを含めても国内の大手メーカーは避けた方が無難です。
広告費にお金をかけていますので、原材料費はとてつもなく低い。だから品質もお粗末である。と考えて差し支えありません。

韓国コスメ?お値段が安いですね。という事は品質も期待しない方が良いです。

その他の有名な海外メーカーのモノはよく知りませんが、ネットワークビジネスで扱われている高価な化粧品は国内の化粧品メーカーよりは原材料費にお金をかけているので、品質はだいぶマシになり効果を感じる事はできます。

でも、使うのを止めると元に戻りますし、使い続けるとエライ金額を毎月支出することになります。

ネットワークビジネスのお金は支配層(イルミナティ)へと流れます。搾取され続けるだけです。
しかも長期的に見ると肌に負担がかからないという保証は何もありません。

目に見える害が出るのが、安いモノよりも遅いだけという可能性も考えられます。

それほど名が知られていない国内メーカーのものならば広告費をほどほどにして、質にこだわっているものも一部存在します。

でも、お値段が馬鹿になりませんし、そもそも何もしない方が肌は確実にキレイになるので、長期間の使用はおススメしません。

私はお値段が格安で品質も比較的マシだと思われる「ちふれ」を利用しています。
船瀬氏が動画で言われていたように、ポイントメイク用は基礎化粧品と違って使用範囲が狭いので、一度買うとなかなか減らないので非常に長持ちしています。

ちなみにファンデーションを当然のように塗りたくっている日本人は多いですが、欧米などの海外ではポイントメイクだけというのが主流です。

サプリメントやビタミン剤、栄養ドリンクなどは特に必要ないどころか、モノによっては危険な場合も多い


サプリメントといえば、子どもから大人向けまで様々な種類のものが出回っています。
栄養不足を補ったり、ダイエットを目的に基礎代謝を上げるという名目で使うのが主流のようです。

私はサプリメントや栄養ドリンクは気休めでしかないどころか、モノによっては身体に悪いので極力避ける方が良いと考えています。

サプリメントや栄養ドリンクは食品添加物がいっぱい入っています。
サプリメントや健康食品は加工食品や冷凍食品並みに、かなりいい加減に作られています。

中には食品添加物が比較的少なくて良質といわれており、基礎代謝を上げる効果のあるサプリメントもあります。
それはお値段が結構高いです。
しかも止めるとまた元に戻ります。延々とお金がかかります。

それから、栄養摂取を目的とするにしても、あくまでも人工的なモノなので自然の食べ物には到底かないません。
仮にたくさんの栄養素が入っていたとしても、それがどれだけ人体に吸収されるかという確実なデータもありません。

食品添加物の少ないものは多いモノよりも、比較的害が少なく済むだけで、摂り続ける事による身体への害が全くないとも言い切れないのです。

これらのサプリメントの長期的な使用に関する統計データも少ないですので、人類の健康の為にモルモットのように人体実験に貢献してもいいとかの、自己犠牲の精神でもない限りは控えた方が無難です。

それらに関しては下記のサイトがわかりやすいのでご参照ください。

【新連載】52.健康食品・サプリメントによる副作用より全文転載します。
※読みやすいように適当なところで改行しています。

【新連載】52.健康食品・サプリメントによる副作用
 医薬品と違い、成分の含有量や品質に規制や基準はなく、中には無承認無許可の医薬品成分が含まれた製品や、アレルギー肝障害をおこす成分が含まれた製品もあり健康被害もしばしば報告されています。

 健康食品とサプリメントに明確な定義はありませんが、一般的には健康食品とは「健康の保持増進に資すると称される食品全般」のことをいい、サプリメントとは「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」とされています。

 健康食品やサプリメントは、あくまでも健康な人が嗜好品栄養補助食品として利用すべきものであり、疾病の予防や治療の効果を期待して用いるものではありません。

健康への効用をしめす表現が認められているのも、通称「トクホ」といわれる「特定保健食品」(表示には消費庁への届け出と許可が必要)と、「機能性表示食品」(表示は消費庁への届け出のみ)などの一部の食品に限られています。

 にもかかわらず、テレビや雑誌、インターネット等で、個人の使用体験談などが掲載され、あたかも疾病の予防や治療に効果があるかのような宣伝が大々的に行われ販売されているところに問題があります。

 医薬品と違い、成分の含有量や品質に規制基準はなく、中には無承認無許可の医薬品成分が含まれた製品や、アレルギー肝障害をおこす成分が含まれた製品もあり健康被害もしばしば報告されていることに注意が必要です。

健康食品やサプリメントに関する信頼できる情報源に、国立健康・栄養研究所のホームページ「健康食品の安全性・有効性情報」があります。
 素材成分の作用や安全性情報のデータベースの他、最新ニュースや健康被害情報、医療従事者や一般向けの基礎知識情報が掲載されており参考となります。

 本稿では、サプリメントに関する基礎知識と注意点について、2007年の民医連新聞に掲載された藤竿伊知郎氏(薬剤師・協同組合 医療と福祉 情報室)
 
 の寄稿記事と、これまで民医連副作用モニターに掲載された記事を再掲します。

 さまざまな健康食品やサプリメントが幅広く普及浸透している今日、日常診療では問診などでその利用や摂取の有無を必ず聞きとることが大切です。医薬品との相互作用疾病への影響有害事象が起きていないかなどを患者とともに評価することも大切です。

■“サプリメント”危険性を忘れず情報の収集を 
 大流行のサプリメントですが、危険性や不明な点も多い。医療従事者は、どう向き合ったらいいのでしょうか? 『サプリメントとの賢いつきあい方』あけび書房(2006年)の著者の藤竿伊知郎さん(東京・協同組合 医療と福祉)の寄稿です。(一部改変)

○広がる誤った健康知識

 サプリメントを利用する消費者は増え続け、市場調査によると3人に2人が何らかを使用しています。医療現場では以前、慢性疾患や難病の患者が利用する健康食品が問題になっていました。サプリメントは若者や働き盛りへも利用が広がっています。

 1995年から始まった規制緩和で、医薬品と区別がしづらいサプリメントが販売され、消費者の誤解を生んでいます。テレビやインターネットなどで情報が洪水のように提供され、医療従事者さえサプリメントの「有用性」情報に振り回されています。

 健康不安をあおるマスコミのコマーシャルが繰り返し流され、医薬品で問題になっている「薬が病気をつくる」状態が、サプリメント分野でもおきています。

 サプリメントがもつ最大の問題点は、誤った健康知識をもとにムダな商品を買わせることです。サプリメントを飲んでいれば病気を予防できる思い込むことで、適切な受診の機会を奪うおそれがあります。
 一方で、安全性が保障されず、服用すること自体で健康障害を起こす例もたくさんあります。食欲抑制剤甲状腺ホルモンといった危険な薬剤が混入したダイエット食品なども輸入されています。その他にも、肝障害を引き起こしたサプリメントは後を絶ちません。

アガリクス製品の安全性を検証するために国立医薬品 食品衛生研究所がおこなった試験では、発がん性が指摘される商品も見つかっています。

○他人にすすめないこと

 消費者は、「あやしい」と思いながらも、テレビや雑誌の健康記事を信じて、購入しています。テレビ局のバラエティー番組の制作実態が暴露されましたが、それは氷山の一角です。

 これに対し、エビデンスのない情報が多いため、健康指導をする立場の医療従事者は、患者へのアドバイスに困っています。
 限られた情報の中でも指導できることは以下のような原則です。

 (1)消費者ができる自衛策は、(①効果の評価を医療関係者といっしょに行う、②副作用が出たら薬剤師や消費生活センターに伝える、③他人には簡単にすすめない。)などです。

 (2)サプリメントは生活を豊かにすることができる道具とされています。ただし、作用に は限界があり、安全性は自分で管理する必要があり、購入費用も安くありません。

利用にあたっては、食事の補助と考え、家計に影響がでない範囲で利用するのがよいでしょう。

○被害情報を蓄積しよう

 現時点で充実すべきことは、患者から有効性・安全性の情報を収集し蓄積することです。日本医師会は、会員向けに健康食品の健康被害をデータベース化し始めています。民医連の副作用モニターにも健康食品による被害が報告されています。

 痩身目的で「雪茶」を飲用。重篤な肝機能障害を起こした症例です。五〇代の女性で、一カ月半後下痢症状が出現。その後、全身倦怠感腹部膨満感肝機 能検査値の異常が出て入院しました。

しかし、主治医が原因を精査しても不明、患者の家族がインターネットで情報を見つけ、やっと原因が特定できました (「民医連新聞」2005年12月19日号に詳細)。

 現場でつかんだ健康被害情報は事業所の薬剤師を通じて、副作用モニターへお寄せください。また、サプリメントについて評価した情報は積極的に公開してください。

(民医連新聞 第1403号 2007年5月7日)

 なお、藤竿薬剤師が評価したサプリメント情報などは、同氏のホームページに公開されていますのでご参照ください。http://www.gaiki.net/lib/2005/05127spl0.html

■副作用モニター情報〈230〉コエンザイムQ10(CoQ10)による好酸球性肺炎の報告事例から
 CoQ10は生物のほとんどの細胞内に存在する補酵素です。医薬品としては70年代から心機能の改善を目的に日本だけで使われました。が、現在では医療目的ではほとんど使われなくなりました。
 ところが、最近のサプリメントブームで健康食品として復活しました。「活性酸素によるダメージを防ぎ、免疫力を高める」と、宣伝されています。今回、 CoQ10の副作用として報告された好酸球性肺炎の症例を紹介します。

(症例)60代女性。友人に、「健康に良い」と、CoQ10をすすめられた。服用を始めて2~3カ月ころより咳が出はじめたが、風邪か花粉症だろうと様子をみていた。良くならないので受診し、軽い肺炎といわれた。

 クラビット錠を8日間服用後、クラリス錠を15日間服用しても改善せず、CoQ10の副作用を疑い、服用を中止した。プレドニンによる治療を53日間行い、完治した。

*    *

 CoQ10のサプリメントの用量は、医薬品の常用量の3~9倍が宣伝されています。医薬品の常用量30mg/日では消化器症状や発疹など軽微な副作用が1.5%です。サプリメントは医薬品の用量を大きく上回って摂取されることに注意しなければなりません。また、複合剤が増えていることも問題です。

 健康食品やサプリメントが流行し、今後も摂取する人の増加が予想されます。医師が患者さんの利用している健康食品類に気がつけば、もっと早く対処できたと思います。投薬時に「薬以外にも飲んでいるものはありますか?」と声をかけることが、重要になっています。

(民医連新聞 第1363号 2005年9月5日)

■副作用モニター情報〈237〉健康食品「雪茶」による肝機能障害
 健康食品によって、グレード3の重篤な肝機能障害が起きた症例を報告します。
(症例)58歳女性。痩身目的のためにデパートで健康 食品「雪茶」を購入し、飲用。1カ月半後、下痢症状が出現。

下痢は2週間で落ち着いたが、全身倦怠感腹部膨満感悪心・嘔吐が出現。体が黒っぽくなっていることにも気がつく。近医を受診したが良くならず、当院を受診したのは、症状出現から約1カ月経過した後。

検査値はGOT:754、GPT:1690、 T―Bil:7.98と高く、入院となる。
 肝機能障害の原因を精査し、ウィルス性肝炎、閉塞性肝炎、自己免疫性肝炎、悪性腫瘍は否定された。

患者家族が、厚生労働省のホームページに「雪茶による肝機能障害」が掲載されているのを見つけ、報告。これによる肝機能障害を疑い、特に治療はせず安静のみで療養となる。徐々に肝機能は軽快、3週間後には GOT:106、GPT:282、T―Bil:1.97となり退院。

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 厚生労働省は2003年12月に「雪茶」による健康被害を公表しました。が、その後も販売されています。薬剤科では入院時に副作用歴、健康食品の摂取の有無など確認をとっていましたが、「雪茶」の情報を聞きだせませんでした。

患者家族がインターネットで情報を見つけていなかったら、原因の特定はできないままでした。患者からよく聞き取ることの大切さと、健康食品に関する情報入手の難しさを感じました。

(民医連新聞 第1370号 2005年12月19日)

■副作用モニター情報〈367〉サプリメント(グルコサミン)による肝機能障害
 サプリメント「植物由来のグルコサミン」による肝機能障害が報告されました。

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 症例)70代前半女性、C型肝炎、便秘、高血圧症、逆流性食道炎にて、アムロジピン、オメラップ、マグミット、サプリメントとしてローヤルゼリー(10年以上)服用中。関節痛で、植物由来のグルコサミン「HAC」服用を開始しました。3週間後、整形外科を受診し、ロキソニンテープを処方され、疼痛管理をしていました。

 服用開始2カ月後の血液検査でGOT/GPT:70/102、AL-P:967、γGTP:330、肝機能障害の疑いありと指摘されました。3日後の検 査では、GOT/GPT:76/79、AL-P:1124、γGTP:408。エコー施行しましたが、肝腫大などの異常所見なし。

ロキソニンテープによる 副作用の可能性も検討し、同剤を中止。その1週間後、「急激なガクンとした疲れ」を訴えたため、両サプリメントを中止しました。中止4カ月後 GOT/GPT:20/16、AL-P:309、γGTP:33に回復しました。

 基礎疾患にC型肝炎がありますが、服用前に検査値異常はありませんでした。経過をみるとグルコサミンによる肝障害の可能性が高いと考えられました。この症例の薬物性肝障害診断基準スコアリングは、胆汁うっ滞型でスコア6点でした。

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 サプリメントは、医療用医薬品と違い、医師の処方もなく比較的安易に購入でき、最近では、テレビCMの影響も小さくありません。グルコサミンは、グルコースにアミノ基がついた代表的なアミノ糖であり、カニやエビなどの甲殻から得られるキチンを分解して得られます。

今回の症例で、服用したグルコサミン は、トウモロコシから抽出して製造された植物由来のものでした。短期間であれば安全性が高いと思われていますが、グルコサミン摂取による、血糖値、血圧、 血中コレステロールの上昇などが懸念されます。

糖尿病脂質異常症高血圧のリスクのある患者が服用する場合は、注意が必要です。薬局窓口で、患者からサプリメント服用を聞き取ることも重要です。

※ 植物由来のグルコサミン「HAC」(8錠中):グルコサミン1200mg、サメ軟骨抽出物(コンドロイチン含有)47mg、ユニベスチン250mg含有

(民医連新聞 第1518号 2012年2月20日)

■副作用モニター情報〈434〉 健康食品による急性肝炎
 健康食品による急性肝炎の報告がありました。

症例)70代女性。健康維持のためDHA、ブルーベリーエキス服用開始。約1カ月後嘔気、嘔吐、めまい、倦怠感出現。メイロン注、エリーテン注にてやや改善。5日後には、白っぽい便、茶褐色尿あり、腹痛はないが食欲不振が続くため入院(GOT:298、GPT:1736)。

眼球黄染はあるが、CT・MRIにて胆管の閉塞は認められず、DHA、ブルーベリーエキスの服用を中止。ソルデム3A、ネオファゲン注、サブビタン開始。入院1カ月後、肝生検にてアレルギー性機序による急性肝障害の発生と考えられた(中止1カ月後GOT:50、GPT:32)。

 販売元に集約された過去5年間の肝機能障害の報告では、DHA19件、ブルーベリーエキス30件。いずれも軽度で併用薬があるため因果関係は不明です。

【原材料】 DHA(精製魚油)、ゼラチン、グリセリン、VE含有食物油、ブルーベリーエキス(ブルーベリーエキス末)、シソの実油、ゼラチン、グリセリン、カロテノイド、マリーゴールド、ミツロウ、VB1、VB2、VB12

*        *

 急性肝炎のほとんどはウイルス性ですが、一部は、アルコール・医薬品・健康食品で生じています。当副作用モニターでもグルコサミン、雪茶などの健康食品やナイシトール(製品名)などの漢方薬でも肝障害が報告されています。

症状は風邪症状に似ていますが、ビリルビン値が上昇し、眼の黄染・褐色尿・倦怠感などが生じます。
 健康食品などは、健康被害についての開示が不十分であり、医薬品のように副作用集積の義務もありません。テレビCMや広告などで消費者を引きつけ、宣伝されている「利点」だけに目を奪われやすく、通信販売やインターネットでいつでも手軽に購入できることにも注意が必要です。
 肝障害など、時には重篤なものも発現する可能性があると啓発する必要があります。

(民医連新聞 第1593号 2015年4月6日)

転載ここまで。

何故か医療関係者じゃないと見られないようになっていたので、敢えて全文転載にしました。
いかに世の中に出回っているサプリメントや健康食品といわれるモノの類が適当に作られ

販売者はいかに利用者の健康よりも、利益を重視しているのかがわかりますね。
といいますか、儲ける事しか考えていませんね。

ちなみにトクホは信用しないでください。国と業者が癒着してできたものですので。
それに関しては下記のサイトをご参照ください。

トクホを信じる先にある「危険」

それから、風邪の症状の改善のためにビタミンCやチョコラBBなどのビタミン剤を必要に応じて摂る分には、一時的な吹き出物対策や体調管理にもなるので全否定はしません。

むしろ、それらのビタミン剤は一時的に活用するには有効だと思います。
忙しくて食事がまともにとれなかったり、口内炎ができてまともに食事がとれないから早くに治したいという時などには精神衛生上の観点からも、必要に応じて使った方が良いと思います。

ただ、それを日常的に利用するのは、ほどほどにすることを推奨します。

あくまでも人工的なモノなので、長期間の服用は人によってはアレルギー症状となって現れたり、長い目で見ると身体に負担をかけたり、慣れにより身体の吸収能力が低下して食物からの栄養摂取が十分に摂れなくなる可能性があるからです。

そうなると、本来の食べ物からの栄養が十分にとり辛くなり、サプリメントやビタミン剤をメインに食事を済ませるようになると、食事を楽しむという人間ならではの大切な楽しい文化すら堪能できなくなります。

お金がもったいないですし、健康で文化的な生活とは程遠くなってしまいます。

サプリメントは一時的には効果はあるが、害の少ないものは値段が高く、しかも長期間摂った際の統計データがほとんどない場合が多い


あと、ダイエットに有効だという売り文句のサプリメントもありますが、短期的には有効的なものも確かにあります。

それらは、食品添加物を必要最低限にしか使ってない分、作るのに手間暇かかりますし、つなぎの役割も担っている食品添加物が少ないという事になるので、その分材料費も割高になります。

さらに、それは1ヶ月分だけでもウン万円もするので高価ですし、その効果を持続させるには摂り続ける必要があります。

お金がある人なら良いんじゃないの?というものでもなく、実はそれで健康被害が出ないという確たるデータも存在しません。

私はとあるダイエットに効果があるというサプリメントをインターネットや書籍などでとこんとん調べ、販売者にもかなり突っ込んで聞きましたが、あっさりと長期間摂取した際の統計データに関しては「ない」と言われました。

ちなみに国内の広告をバンバン出している、いろいろなサプリメントや健康食品、ビタミン剤などを販売している会社の事を調べましたが、在日朝鮮半島系企業がほとんどのようです。

息を吐くように嘘をつくのが日常化している反日在日朝鮮半島系の会社が、まともなモノを作って売るとも思えませんね。

テレビやインターネット、youtubeでも、一ヶ月で〇kg痩せるとか、〇便を出して-kgとか、驚きの激やせ効果とかなどと、やりたい放題、何でもアリの広告ばかりなので、日本は無法地帯そのものだなーと感じました。

でも、なかなかダイエットが上手くいかなくて悩んでいたり、日ごろの食生活の偏りが気になっている人の場合、それらの大嘘でしかない誇大広告についつい騙されてしまう人が普通にいるのかもしれないなーと思います。

もしかしたら、偏食がちの子どもの健康のためにと、サプリメントや健康食品の購入を検討している親御さんも少なくないのかもしれません。

でも、良かれと思って購入したサプリメントや健康食品が自分や自分の家族の健康を損なう原因になったとすれば、こんな悲しい事はありません。

巷では日頃の食事では十分な栄養がとれないだの、今の野菜は昔と比べると栄養価が低くなっているからサプリメントでそれらを補いましょうなどという意味不明な考えや宣伝文句が普通にまかり通っています。

それらは商品を売るための大嘘詭弁が大半で、真実とは程遠いものです。
確かに品種改良やF1種の野菜の普及で、昔よりは栄養価が低くなっているモノもあるかもしれませんが、基本的に野菜は自然の太陽を浴びて育っていますし、土には微生物も生息していますので栄養価はちゃんと残っています。

普通にスーパーで売っている自然の食材を摂れば十分です。
我が家もそれを日常的に食べて、全くサプリメントを摂ることなく健康体をちゃんと維持できています。

山菜とか無農薬野菜が手に入るという素晴らしい環境があるのならば、たまにそれをいただく程度でも十分です。

あとは日本に昔からあって長い間親しまれている野草茶もおススメです。
下記のサイトをご参照ください。

野草茶いろいろ(6ページ)

人の手が加えられていない自然のものであればあるほど栄養価は高くなりますので、野草はかなり有効です。

ただ、ほとんど人工的に作られている、工場で栽培されているような庶民の味方のもやしや一部の葉野菜は太陽の光を浴びていないので、あまり栄養価は高くない可能性があります。

安くて美味しいので、それを日常の食卓に時々取り入れるのは良いと思うのですが、節約のためにとそれだけをひたすら食べ続けると、栄養不足の心配が出てきますので、ほどほどにした方が無難だと思います。

遺伝子組み換え食品の場合は栄養が多少残っていたとしても、人体に害になる成分があるという事は海外のサイトの情報からも間違いないと思われますので、できるならば食べないに越したことはありません。

それに関しては下記のサイトをご参照ください。

遺伝子組み換えの何が問題?

それから、安い値段の栄養ドリンクは食品添加物がたくさん入っています。
ある程度値段の高いものは一時的な効果はあるようですが、あくまでもビタミン剤や食品添加物の少ないサプリメントのような位置づけで、常飲するものではないと思います。

私は人様から善意でいただいた時はなので有難くいただきますが、自分では絶対に買いません。

 

結論としては、エステや基礎化粧品、サプリメントや健康食品、ビタミン剤などの補助食品は、気休め、リラックス効果、たまに栄養を補うなど有効な場合もあります。

ただ、それらは本来人間な身体に必要なモノではなく、あくまでも補助的な効果の為に一時的に使うものです。

そういう自然の法則とは違う、人工的なモノを延々と使い続けると身体に悪影響があるのは、多くの人々の被害体験をみても明らかです。

ましてや販売する会社が消費者の健康ではなく、しょうもない誇大広告嘘八百で宣伝し、平気で暴利を貪っている現状から考えても、緊急時に一時的に利用するという程度にとどめるのが賢明かと思われます。

エステや基礎化粧品、サプリメントに投資し続けるお金があるのならば

その予算を、普段の食事として自然な食べ物、自然に近い食べ物や食品添加物の使用がない、或いは少ない昔ながらの製法で作られている良質な調味料などに、自分や家族の今と将来の健康の為に投資してください。

確実に美容と健康を維持できますし、ダイエットで悩むこともほぼなくなります。
人によってはかかる時間が違うかもしれませんが、体質改善もよりしやすくなります。

最後にこの動画をご視聴ください。

RAPT×読者対談〈第87弾〉過剰な健康・環境ブームも悪魔崇拝から始まった詐欺目的のデタラメ話。