門中の人たちとのやり取りと今後の見通し
溝にハマってお昼寝をしているココ(犬)画像です。
ipadに残っていたココ画像です。
ココはいろいろなところでお昼寝をしていましたが、これはあまりにも可愛かったので思わず撮ってしまったものの中の一つです。
きっと、今は里親さんのお家で元気に暮らしていると信じています。
本題に入ります。
前回の続き(詳細はコチラ)ですが、数日前に門中の若い人から電話で連絡がありました。
12月3日に私と私の配偶者の2人で門中の建物から荷物を全部搬出して、カギ屋さんを呼んでカギを取り替えてカギを閉め、内側から窓ガラスに立ち入り禁止と日本語と英語と中国語で書き、ご用の方はこちらにご連絡ください。
と、事務所用のIP電話の番号を記載して貼ってあったので、その番号に連絡がありました。
門中の人から「カギが閉まってて入れないんですが?」との問い合わせだったので、以下のように伝えました。
「半年以上前から何度か話し合いの場を設けた上で、改めて会長さんに通知して、11月30日迄に立ち退くようにと何度も申し上げましたが、12月になってもそのままでした。催促しても話し合いになりませんでした。そのままだと困りますので、建物にあった香炉や物はこちらで全部搬出致しました」
それで門中の人に「香炉とか全部処分したんですか?」と聞かれたので「こちらで保管してあります」と答えると「また、何かありましたら連絡しますので、よろしくお願いします」
と話は終わりました。
どこに保管しているのかは聞かれなかったので、その時は言いませんでした。
現時点においては門中の人たちとは対立関係にはありますが、相手が丁寧に接してくるのならば、こちらも誠意を持って丁寧に接しています。
世の中には、頼んでもいないのに相手から絡んで来て、上から目線で高圧的に接してくるような人もいるので、場合によってはそれ相応の対応が必要な時もあるとは思いますが、その人は丁寧な人だったので私も丁寧に対応しました。
その翌日に、会長さんからかおりに連絡があり、かおりから香炉や物の保管場所を聞いたようです。
かおりは、会長さんから電話で「足りない書類があるから、カギを貸して欲しい」と言われたそうですが、門中の物は全部出してあり、残っているのは、お墓を作る時に、誰がいくら寄付をしたのかというリストが書かれている板(壁に取り付けられている)のみです。
会長さんが欲しい「書類」というのはそれでした。
その板については、万が一の事を考えてきちんと写真に撮ってありました。
ですので「その寄付云々の情報が欲しいのならば写真を撮ってありますので、写真を送りますよ」と、かおりから会長さんに伝えてもらったところ、「今のところはいいです」で話は終わったそうです。
その寄付云々の板については、今後、門中の人たちが別の土地に建物を建てた時に使うもので、今しばらくは必要が無いものです。
要するに、とにかく理由をつけてカギを手に入れて合いカギを作り、自分たちの好きな時にまた建物を使おうとしているんだろうなと思いました。
かおりは「カギは全部、あの子(私のこと)が持っているし、あの子は絶対に渡さないと言っています」と伝えたそうです。
それから、かおりの自宅の近所に住む門中の人からも、カギを渡すように言われたそうですが、かおりは再度、同じように答えたそうです。
一応、門中のお墓の近くに多少のスペースがあって、水道も通してあるので、そこに門中の建物を建てようか?という案が出ているらしいです。
他にも、「畳一畳分の大きさでも構わないので、あの敷地の一角を譲って欲しいとも言われたそうです。
でも、どんなに小さな面積だったとしても、門中の建物があるというだけで土地の評価はかなり下がり、土地を売る事自体が厳しくなりますし、仮に売れたとしても、かなり安値で買い叩かれてしまいますので、かおりには断固として断るように伝えてあります。
どう考えても、次の門中の建物が建つ場所や日時等がちゃんと決まっていない時点では、門中にカギを貸す理由はありませんし、一度でも貸してしまったら、合カギを作って居座ることが可能になりますので、キリがありません。
門中の人は、管理人の私に連絡しても聞き入れないだろうと認識しているらしく、現時点においては私よりもかおりの方に連絡がいくことが多いです。
門中は、地主の一人であるかおりを上手く丸め込めば、そのまま座り続けることができるかもしれない!と考えているような気がします。
そして、今日、また門中の人から私の事務所の電話に連絡がありました。
その人に
「土地は売るんですか?」と聞かれたので
私は「あの一帯の土地の建物を全部取り壊して不動産会社に売ります。これはもう決まっています。いつ売るかの日時は調整中です」と答えました。
すると門中の人は「わかりました。また、連絡します」と話は終わりました。
このような感じで、門中のいろいろな人がかおりや私に、それぞれ違う事を言ったり聞いてきたりするので、結局のところ、現時点においては門中の中での話が全然まとまっていないのだと思います。
しばらく面倒な状況が続きそうですが、ウン十年もタダで土地と建物を借り続けていた期間は、ほぼ誰も門中に抗う人がいなかったのと、
門中では社会的地位が低いとされている女の私が、わざわざ本土から来て、荷物を運び出してカギをかけて締め出すという、強硬手段に出るとは予想していなかったようで、だいぶ戸惑っているのだと思います。
そして、今日わかったことですが、数日前に連絡してきた門中の若い人は会長さんの息子さんで、お堅いご職業の方でした。
それなりに閉鎖的な田舎ですし、一般の職業の人よりもだいぶ体裁を気にして、揉め事は極力避けることが予測されることから、ドアや窓ガラスを壊して侵入するなどの警察沙汰になるような手荒な事はしない可能性が高いと思います。
もし仮に、門中の人たちが弁護士を連れてこようとも、こちら側が負ける要素は皆無ですので、むしろ、まともな話し合いをするという意味でも、その方が都合が良いです。
それから、門中の一部の人で警察を呼ぶとか意味不明なことを言っている人も若干存在するようですが、こちら側はきちんと法律に則って手続きを進めていますので、警察も相手にしないでしょう。
これらの門中の人たちとのやり取りの様子は、ある意味、かなりインパクトがあるので、この地域一帯に広がっていくと思います。
この私たちの事例をきっかけに、今の時代にそぐわない門中という時代錯誤の制度が衰退し、門中のしきたりを押し付けられて苦しみ続ける、若い世代の人たちが確実に減っていくことを心から願います。
そして最後に、ココがいなくなって寂しさがまだ残っている私には少々辛いものがありますが、わんわんが好きな人たちは、是非とも下記のYouTubeチャンネルをご覧ください。
可愛くて癒されます。