長男教の呪縛と時代の変化についていけない老害たちの話
これは、今年の1月に島に居た時に買って飲んでいた、ごーやー茶の画像です。
島(沖縄)でしか売っていないだろうと思ったので、敢えて買いました。
飲んでみると「うん。ごーやーの味がする」といった感想以外に特に何もありません笑
今回は、遺産相続手続きや不動産管理の仕事を通して改めて痛感した事を基に、長男教について書いておこうと思います。
は?何で長男教やねん。自分、前回、次は自己愛性人格障害について書く言うとったやんけ!なめとんのか、ワレェェェ!!(河内弁)
と突っ込みが入るか入らないかはさておき、自己愛性人格障害というのは非常にやっかいなものです。
その被害の範囲が広く、根がかなり深いので簡単に語りつくせるものではないと思っています。
私は、長男教と自己愛性人格障害はワンセットと言っても過言ではない程に繋がっていると思いますので、今回はそれを論点に少しずつ書いていきますね。
長男教というものは、一昔前にあった家督相続制度を前提に成り立つものです。
でもそれは今時、時代にそぐわないよねーといった考えの下に、昭和23年の民法改正により終了しました。
ただ、沖縄は戦争の影響により、日本本土より10年近く遅れて昭和31年に改正され昭和32年に改正民法が施行されたので、その時点で終了ですね。
それについての詳細は下記のブログ記事をご参照ください。
「沖縄では長男が全て相続する」は間違い。
そしてそのブログにも書かれている通り、時代は変わりましたので「長男だから」「男性だから」という理由だけでは全ての財産を相続するというのが難しくなりました。
それにもかかわらず、長男ですらないのに男性というだけで田舎では、○○家の代表者と親戚でも何でもない無関係な赤の他人でしかない、周りの老害たちが勝手に決めつけるという現象が未だにあったりします。
老害たち曰く
男だからエライ。男は跡継ぎなので仏壇やお墓を承継する祭祀主宰者になるし、それにはお金がかかるから。
というのが主な理由(表向きの理由)のようです。
へぇー、そうですか。ハイハイ。
そう思うのは自由ですが、自分たちだけで好きなようにやってください。迷惑なので他人の事情に口を挟まないでください。としか思えません。
しかし、そのようなしょうもない考え方や、仏壇とかお墓の承継そのものが時代の変化に伴い廃れていく傾向にあります。
それについては下記のサイト記事をご参照ください。
沖縄の独特な文化や、やたらと拘りが多い上に細かいタブーのあるしきたりは、悲しい位に仕事がなく県外(或いは国外)に若い人たちが出ていくしかないなどの様々な事情により、お墓の承継が難しくなり墓じまいという選択肢が出てきたようです。
若い世代の人たちは跡継ぎやお墓の承継をかなりの負担に感じ、全力でこれまでのしきたりに抗う様子が下記の画像の情報となります。
画像はコチラより拝借しています。
あと、これもかなりインパクトがあります。
いやぁー、見事な放置プレイです。ホント、清々しいですねー。
そして、極めつけは下記のニュース記事となります。
北部の事情はよくわかりませんが、沖縄の離島(石垣島)は本島よりも祭祀のしきたりがかなり細かくて厳しいのだと、離島出身の親戚(女性)より聞きました。
本島にシツコク残っているしきたりでも本当に嫌で嫌でたまらないのに、それよりも厳しいなんて地獄でしかないでしょうし、それだけ拒絶反応も大きいだろうなと思います。
そのしきたりの犠牲になるのはほぼ女性となりますので、私は激しく共感します。
しかも、今や本来の「長男」としての役割をしっかりと果たすという、洗脳思想にどっぷり嵌った男性は少数派になりつつあるどころか
むしろ、「長男」なのに全ての義務や負担を放棄し、権利のみを主張する非常に残念な人が大幅に増えてきたように私は思います。
まぁ、長男に限った事ではありませんけど。
長男(或いは男性)という立場で生まれた人の多くが、他の兄弟姉妹とは差をつけられて育つ傾向が高いことから、特権意識みたいなものを幼少時から植え付けられます。
沖縄系のクチコミ掲示板をご参照ください。
沖縄のうわさ話 より。
上記のトピックスでは、長男教の洗脳思想にどっぷり嵌ったと思われる長男と、第三者の立場のうちなーんちゅ(沖縄人)とのやり取りです。
遺産相続に関する地元民の考え方がわかりやすく表現されています。
大体、60代後半以上の世代のお年寄りたちが、若い世代の人たちにとっては苦痛でしかない、これまでのしきたりを維持するようにと、頑なになっているのが今の沖縄の忌まわしい現状です。
それに対する若い世代の人たちの現状と正直な心境、考え方などが率直に書かれています。
その中から、やたらと拘りが多い上に細かいタブーのある、祭祀のしきたりの意味と由来がわかりやすく書かれている部分を抜粋します。
※基本的な用語説明
門中:沖縄県における、始祖を同じくする父系の血縁集団のこと
ウミンチュ:漁師
ハルサー:農家の人
トートーメー:位牌
イナググァンス:女性が位牌を持つ事
ムゥートゥヤー:本家
サムレー:王府(琉球政府)に勤めている人びと(いわば文官) 詳細はコチラ
オバーオバサンター:おばあちゃんとおばさんたち
匿名さんより
2020年10月25日(日) 11:16
相続を長男に限るなど、本来は殿内(ドゥンチ)と呼ばれる首里士族の中でも格式の高い家柄の話。下級士族はお役御免になれば百姓も同じ。
それを、明治になって平民も名字付けるようになってから真似しただけ。
昔の食うや食わずの貧しい百姓やウミンチュがみんなトートーメーは嫡子が、イナググァンスがなんたら、とかやってたと思う?
守らんと大変な事が起きるよ、というのは僅かな家畑で子孫が争わないようにする為の昔の人の知恵。
それを全てすっ飛ばして長男がなんたらかんたら言うオバーオバサンターも全く意味分かってない。
匿名さんより
2020年10月25日(日) 18:20
養子に出す、養子を取るというのはもちろん沖縄だけの事ではありません。
ただ、十何代以上続いてる旧家(沖縄に当てはめるなら巨大な門中のムゥートゥヤー)、由緒ある家柄(これも沖縄に当てはめるならご先祖が琉球王朝時代の○○王子、○○親方などの家)、或いは大きな会社のオーナー社長で跡取りがいない家とか。そんなもの。
沖縄みたいに元士族でも家譜(系図)が無いくらいの階級、元百姓、ウミンチュなどの平民の家がトートーメー継がせる為に養子取りはやってない。
沖縄でも下士族や平民はやってなかったのに、急に始まったのは明治以降。とりわけ戦後。先祖が子孫が争わないように、と授けた知恵を形だけ真似ただけですよ。
匿名さんより
2020年10月26日(月) 08:19
一緒くたにされてしまってるのですが、先に書いたように由緒ある家柄などは誰が家督をついで家名を守っていくかは大きな問題でした。長男が、そしていなければ養子を取って名前を継ぐ。これは沖縄だけの話ではありません。
ところが、そんな必要もない下っぱサムレーやハルサーウミンチュまで、守り伝えていかないと困る家名もないのにトートーメーの長子相続だけ真似てる。それも強烈に。沖縄のおかしな点はここです。
ご先祖を大切にしないといけない、という本来の趣旨なら、男か女か長男か何男か、なんて性別や出生順ではなく「ちゃんと手を合わせて位牌を大切にするか」が大事なのに。
「トートーメーを大切にするかしないか」より「トートーメーを誰が継ぐか」ばかり大騒ぎし、時には人生まで左右される。あの世から、ご先祖は嘆いてると思いますよ。子孫には栄えて欲しいと願ってるのになんでバカなしきたり振り回してるんだろう、と。
匿名さんより
2020年10月26日(月) 11:33
私の書き方が悪かったですね。
トートーメーのしきたりの必要性云々という言い方をしたのは。
申し上げたかったのは、元々は一部の高い地位の士族の家督相続の話だったのを、みんな形だけ真似して、しかもそれに苦しめられてるのは変、という事です。
スレ主さんの家庭がどんな相続をすべき、とか赤の他人が意見するつもりではありません。
もともとは家督相続のしきたり、それを子孫が家田畑の相続で争わないように、と知恵として広まった。
なのに、時代がたつとそんな由来も何も無くなって「長男が全て継ぐ」そうでないと悪いことが起きる。それを言ったものです。
ちなみに私もウミンチュの家系ですよ、ひい祖父さんまでは。
そんな家なのに亡くなったオバーはトートーメーのしきたりに非常にうるさかったですね。そんな家は沖縄には幾らでもあり、21世紀になっても苦しむ子孫がいる。本当にバカらしいと思ってます。
抜粋ここまで。
要するに、沖縄のみならず日本全国に蔓延っている長男教は、庶民が上流階級の家の風習を真似したものであり、政府や上級国民が庶民を支配統治する為の手段(家督相続制度)の一つにより、歪んだ形で作り上げられたものです。
一応、最初は農地が分散化されて無くならないようにするという目的もあったようですが、現代ではその必要性もだいぶ薄れた事から、それとは違う理由(男尊女卑思想)に基づいて形骸化しています。
ある意味、長男教は、極めて悪質な新興宗教と何ら変わりは有りません。
現代の日本は、多少賛否両論あるとは思いますが、それなりの先進国として高度な文明が発達し、人々のライフスタイルや考え方、価値観が多様化しました。
それもあって家督相続制度というものは、実質的にも徐々に廃れていったのです。
といっても、沖縄を含めて日本の地方においては、まだまだ治外法権のような形でシツコク残っているところもあるとは思います。
私の身近な事例で申しますと
ろくでなしの二三男が長男でもないのに男だからという事で、仲間からの入れ知恵で、かおりやまゆみを騙して書類を偽造し、勝手にゆみこの成年後見人となる。
最初から繋がっていて仲間である、半蔵さんと二三男と企業Mが結託して、勝手に家督相続制度を前提に二三男を〇〇家の代表者と決めつけ、他の親族の断り無しに、お粗末な内容の土地賃貸借契約を締結する。
これは、コチラの記事に書いた事例そのまんまです。
ホントにこれらの鬱陶しい極めて質の悪い老害たちにはかなり迷惑しています。
コンプライアンスを遵守する気が無いのでしょうね。
コンプライアンス遵守の意味の詳細はコチラ。
コイツらは絶対に、かなりの高確率で自己愛性人格障害とサイコパス気質があると思います。
そうでないと平気で犯罪まがいの事をする理由が見出せません。
でも、日本は一応は法治国家でございますので、今後、法律に基づいて条件が揃い、最適な時期が来れば徹底的に奴らを調停の場で突っつく予定です。
平和的な解決を目指す事にしました。でも、泣き寝入りはしません。
治外法権がまかり通るのは、沖縄では在沖米軍くらいのものです。
男性であるだけでどうにかなる時代は終わりました。
老害たちよ。そこをちゃんと、おわかりですか?
そして、未だにその長男教の犠牲となっている長男嫁の現状や、第三者であるうちなーんちゅ(沖縄人)とのやり取りを通し、地元民の正直な心境、考え方などが率直に書かれているトピックスが下記になります。
私も島に居た時や、時々仕事で実家に帰った際にいろいろな事を見聞きしますが、今は多くの女性がしょうもない長男教やしきたりに反旗を翻しています。
そして、私や沖縄の事例に限った事ではなく、日本各地にも同様の事が言えると思います。
下記は楽天ブログの長男教についてのテーマランキングです。
現代日本の長男教の実態がかなりリアルに書かれていますので、善良で賢い男性や女性の皆さま、長男教の洗脳から完全に抜け出して、長男教そのものをじわじわと叩き潰しませんか。
読めば読むほど、自己愛性人格障害者の特徴がそのまんま当てはまります。
自己愛性人格障害の特徴については、下記のサイト記事がとてもわかりやすいのでご参照ください。
でこぽんの法則
老害たちは、いずれは若い世代の人たちよりも先にあの世に旅立ちます。
不条理な慣習にずっと従い続ける必要はありませんので、少しずつでも確実に変えていけば良いのではないでしょうか。
そして、自己愛性人格障害者は、子どもからお年寄りまで幅広い層の人たちの中に存在しています。
子どもの自己愛性人格障害とその原因については下記のサイト記事をご参照ください。
そのおかげで沢山の人たちが自己愛性人格障害者のターゲットとなって苦しんでいます。
このサイトで紹介されている「他人を攻撃せずにはいられない人」という書籍は、私も今、読んでいる途中ですが、本当にわかりやすいのでおススメです。
そして、今や犯罪者集団で有名となっている創価学会の会員の大多数を構成する人たちの特徴は、下記のブログ記事のテーマとなっている人たちとも共通しています。
彼らも自己愛性人格障害の可能性が極めて高いと思います。
朝鮮民族の「恨(ハン)」の概念の本質。一言で言うと、自分がうまくいかないことを他人のせいにすること。
ただ、自己愛性人格障害やサイコパスはどの民族にも存在します。
朝鮮民族の場合は長い間反日思想を植え付けられていますので、その過剰なストレスにより前頭葉が委縮しやすい条件や環境が揃っている事により、特にその比率が高くなっているのではと思います。
次は、別の視点(犯罪者の心理研究)から自己愛性人格障害について書いていきますね。