安い飲食店での食事を続けると美容や健康を損ねるのみならず、お金と時間と労力をも無駄にする

健康録ダイエット, 美容, 食品添加物

以前、私が健康マニアになる前はバランスの良い食事って何だろう?と多少悩んだ時期もありました。

家庭で親御さんや奥様(旦那様)が作ってくれる食事は、家庭によって価値基準が様々なのでもしかしたらバランスの良い食事ではない場合もあるかもしれません。

外食では食堂とかレストランでの定食メニューなどはある程度は参考になりますが、それをそのまま鵜呑みにして、単純にこれが正しい基準だと判断するのは早計かもしれません。

今回は安い飲食店の実情とそれを常用する危険性を中心に書いていきますね。

安い飲食店での裏事情。何よりも利益を優先に考えているので、食事の質はカオス(秩序のない混乱した状態)である


外食に行くと家での準備や片づけなどの作業などが必要ないので楽ですよね。
さらに気分転換やストレス発散にもなります。

普段自分で食事を作っている人だと、よりその傾向は高くなると思います。

消費者の求める理想としては、お金を出して食べるのだからやっぱり見た目が綺麗で美味しくて、なるべくお値段も安いものがいいですよね。
そのような理想の食事を提供しているお店は日本中の至る所にたくさんあります。

例えば、駅前近辺に当たり前のようにある大手のチェーン展開をしている飲食店。
居酒屋、ファミレス、大衆食堂など。
でも、残念ながらそういうお店の食べ物は健康に悪いものがほとんどです。

何でそう言えるかといいますと
その手のチェーン店は賃料の高い土地にありますし、店によってはテレビやインターネットなどでバンバン広告を出しています。
営業経費がものすごくかかります。

それなのに、それなりのボリュームの食事をお手ごろな値段で出しています。矛盾しています。
それははどうしてでしょうか。

一つは、以前から日常的に言われている飲食業界の人手不足。
働く人の給料を最低賃金程度に抑えたり、サービス残業をさせたりなど搾取して経費を抑えているのです。

それだと当然、どんなに働いても大して稼げませんし、クレーマー的なお客さんに当たった日には神経をすり減らしストレス過剰になるなど、働く人にとっては踏んだり蹴ったりの過酷な労働環境になりますので、そりゃあ誰もやりたがらないでしょう。

今では多くの日本人がそれに気づいて近寄らなくなったので、日本社会の情報や知識の少ない外国人や主婦、学生さんがその搾取のターゲットになっていますね。
それでも、労働者からの搾取だけでは利益は出せません。

その手のお店が労働者から搾取する以外にどこで利益をとるかというと、やはり提供する商品やサービスの質を落とすしかないわけです。

基本的に野菜は外国産を中心に使用し、冷凍食品を温めたり、揚げなおしたものを綺麗に盛り付けて商品として提供しているのが実情です。

それらの店のキッチンでは、日々手作りとは程遠い作業の繰り返しでしかない「調理」というものが日々行われているのです。

私は就職氷河期世代という事もあって、非常に幅広い職種や業界の仕事を経験してきました。
その中には飲食店、スーパー、お弁当屋さん、コンビニの食品を作る工場、ビジネスホテルの清掃など非常に多すぎて、思い出すのに非常に苦労するほど多岐に渡ります。

私が実際に見たのは、床に落とした材料を廃棄せずそのまま使ったり、賞味期限が切れそうな商品を冷凍保存しておいたもの(だいぶ前の日付のもの)を解凍して調理する、商品が劣化しない様に食材を消毒液や薬品に漬けておくなど。

とあるコンビニの食品工場では頻繁に大腸菌の有無の検査が行われていたのですが、その度に普通に菌が検出されたりとかありました。

私は経験していませんが賞味期限のラベルの張替えとか、原材料の偽装とかもテレビやインターネットで騒がれましたね。

多くの人が知らないところで、公告や看板からは予想がつかないありとあらゆる不正が、やりたい放題行われているのです。

そういうお店や工場で働く人は低賃金、重労働と過酷な労働環境にいますので余裕がありません。
その結果ミスが連発しますし、保身の為にそのミスを隠そうと不正なことをしたりします。
上司からの指示で不正なことをする人もいると思います。

日本人でもそうなのに、外国人だと基準が日本人とは違う場合がほとんどなので、さらにすごい事になります。
もう、お店によってはカオス(秩序のない混乱した状態)そのものともいえるかもしれません。

私がこれらの日本の食品業界の裏事情を知っているからこそ、食品添加物を避けてできるだけ自炊する、外食する店はしっかりと選ぶという信念を貫いているのです。

安い飲食店でのメニュー構成は見た目や利益を優先に考えているので、加工食品やコストの低い穀物の比率が高い=太りやすい


先ほども書きましたように、安い飲食店や食品販売店などでは冷凍食品或いは別の工場で作った加工食品を温めたり、揚げなおししたりしている「調理」が行われています。

ただ、どんなに盛り付けに工夫をこらし見た目が良くても、量が少ないと物足りなくなりますのでお客さんの満足度も下がります。
そこで、お店は見た目のボリューム感を演出するためにお米や麺などの穀物を多めに入れます。

野菜やお肉は季節や時期によってはお値段が変わりますが、保存の効くお米や麺類はコストが低いので、その分原価を抑える事ができるのです。

特に米飯は見た目にもボリュームがありますし、腹持ちもいいので、お腹を満たすために食べに来ているお客さんはその目的を果たすことができます。

お店側も米飯で全体の量を嵩増しできて利益を出しやすくなります。
それらの理由もあって、米飯は飲食店やお弁当などに広範囲で活用されていますね。

それをたまに娯楽の一つとして楽しむ分には良いのですが、それを日常的に食べるようになると
炭水化物の比率が高い上に、見た目や味を良くするための食品添加物がたくさん入っていますので、確実に太ります。

以前の記事でも書きましたが、同じ食べ物でも炭水化物は動物の肉や魚のタンパク質よりも消化に多くのエネルギーを要します。

そのわかりやすい例としては

パンダや馬などの草食動物はひたすら笹や牧草を食べ続けていますね。
植物は消化に時間がかかる上に、たくさん食べないと生命維持に必要な栄養が十分に摂れないからです。

ライオンやハイエナなどの肉食動物は獲物を捕らえて短時間で肉を食べきります。
肉は比較的短時間で消化できますし、生命維持に必要な栄養素が効率良く摂れるので、割とすぐに次の行動に移ることができます。

穀物であるお米は本来、人間や動物に食べられないようにするために、固い殻でガードしたり、消化を妨げる働きのあるレクチンを出したりすることで種を保存しようとする仕組みになっているので、植物よりもさらに消化に時間がかかります。

身体は悪いモノ(食品添加物)を出すのに精一杯なので消化どころではなくなります。

消化に負担がかかる米飯を多めに摂った上に、その消化の働きを妨げる化学物質そのものの食品添加物も一緒にとれば、身体には確実に負担がかかります。

そして、せっかくの食べ物の栄養がちゃんと身体に吸収されません。

そういう食生活を続けていれば当然に身体は栄養不足状態になります。

人間の身体は生命維持のためになんとか栄養を摂るようにと、空腹という信号を脳に送ることで人間に食べ物を食べるように促します。

人間としては毎日何かしら食べているので、それを栄養不足とは認識できずに空腹という感覚に従ってついつい必要以上に食べてしまうのです。

日本人にはモノを大事にする文化がありますので、もったいないと考えて全部食べようとします。
それもあって、安い飲食店での外食を日常的に続けるとより太りやすくなります。

かといってご飯を残せばいいんじゃないの?と思われる方もおられるかもしれませんが、提供される食事自体が、見た目や味を良くするために食品添加物大量に入っている加工食品をフル活用して作られていますので、その時点でアウトです。

仮に米飯を残しても食べ物を無駄にするのみならず、焼け石に水の状態になるだけです。

食品添加物が入っている時点で、カロリーを抑えようと、フリッターやてんぷらの衣を剥がして食べるような行為は無意味なのです。

コンビニよりはスーパー、スーパーよりは小規模のお店か商店街などの個人商店を選んでいくと食品の安全性は高くなる

私のおやつです。

安い飲食店の外食はある程度控えられるとしても、仕事や用事で疲れてしんどい時はお弁当やお惣菜を買って済ませたい時もありますよね。

そういう時でも家で手作りというのは辛すぎます。
健康マニアの私でもそこまでストイックな生活はできません。

じゃ、どうするの?という事になりますが、利用するなら日頃から少しでも害の少ないお店を探しておいて、必要に応じて利用するのです。

私的にコンビニの商品は論外です。自分が現場で見てきたのもあって、もはや人間の食べるものとは程遠いと思っています。
緊急食、非常食、選択肢のない時にたまに食べるものだと認識しています。

スーパーはコンビ二よりは比較的加工度の低いお惣菜も置いていたりしますが、それはスーパーによってまちまちです。

基本的に大規模にチェーン展開しているような大手スーパーはコンビニとあまり変わらなかったりします。
イオン、セブンイレブン系列とかがその典型例ですね。

一部の地域に何店舗かをチェーン展開している中規模?スーパーは、その会社のこだわりみたいなものがあったりするので、よく注意して探すと比較的加工度の低いお惣菜があったりします。

それも店舗によって違いがあり、店長の裁量で決まる傾向にあるらしいので一概には言えませんが、ある程度の目安にはなります。

地域密着型かそれに近い小規模のスーパーだと、手作りにだいぶ近いお惣菜やお弁当を売っていたりします。

それから、個人で経営しているようなお店や商店街にあるような昔から経営しているようなお店だと、市販の既製品とは違った個性や味わいがありますし、比較的食品添加物を使用せずに作られているものも多いです。

それらのお店から比較的、害(食品添加物)の少ない食品を選ぶコツは、買い物のついでに実際に買って食べてみることです。

安い食用油やろくでもない材料で作られているお惣菜やお弁当は、食べた後に胃もたれがしたり、気持ち悪くなったりしますので、わかる人はすぐにわかります。

ただ、日常的にコンビニや安い飲食店を利用している人だと味覚や感覚が狂っていたりするので、よくわからないかもしれません。

その場合は実家に帰れる環境にあるのなら、手作りのご飯を食べさせてもらう、そうでないのならば、そこそのお値段のお店に食べに行ってその味を味わってみる。

そんな余裕も予算もないという人は簡単でいいので、自分で肉と野菜を買って適当に塩コショウで味付けした肉野菜炒めでも食べてみる。

そんな感じで、グルタミン酸ナトリウムの入っていなさそうな食品を、食べ比べてみることで少しずつ狂っていた味覚や感覚が戻ってきます。

日常的に手作りのご飯を食べてるような家庭で育った人は、男女問わず就職や進学などで一人暮らしを始めて外食を続けると、人工的に作られたアミノ酸の味に気付き、その味にすぐに飽きて自炊を始めたという話も時々聞きます。

生まれ育った家庭環境によってかなり違います。

私が以前、一時期保育園で働いていた時、園の子どもたちは園内で作る給食を食べていたのですが、それらの給食は市販のご飯よりは食品添加物が控えめなので、その分味も控えめになります。

濃い味付けの食事に慣れている子どもが割と多く、味が薄めの給食に物足りなさを感じていたようで、手作りのおやつのみならず、子どもが大好きなはずのハンバーグでさえも残す子が結構いました。

こどもの親自体が、食生活が外食やコンビニやスーパーのお惣菜やお弁当に依存していたような家庭で育ったならば、その子どもも同じように育てられる事が多いようです。

一人暮らしやお子さんのいない世帯はそれぞれの信念に基づいて生きるのも良いとは思いますが、子どものいる親御さんは是非とも日頃の食生活が子どもに与える影響をよく考えて欲しいなと思います。

巷でよくいわれれる、バランスの良い食事って一体どういうものなのか


一昔前のように大家族で暮らしていれば、いろんな食材を使って料理ができたでしょうし、働くにしてもフルタイムではなく週に数回のパートタイムだったり、子どもはおじいちゃんおばあちゃんや近所の人が見てくれるような環境があったりしたと思います。

でも、今は核家族化し少人数の世帯がかなり多くなり、子どもは保育園に預けてフルタイムの共働きというスタイルが定着しつつあります。

そのようなハードな環境下で日常的に一汁三品作るのは厳しいといいますか、無理。むぅーりぃー!ムリに決まっとるやんけワレ!(河内弁)と言いたくなる主婦(主夫)も多いと思います。

今は一汁三品が当たり前だった昔とは事情が違います。
時代が変わったのですよ。

一汁三品でなくても栄養はちゃんと摂れるのです。
我が家では、心身ともに余裕のある時や冷蔵庫の食材を無駄にしないための計画的消費の一環として一汁三品作る時もあれば

・ご飯に肉野菜炒めと汁もののみ。
・ご飯に具だくさん味噌汁のみ。
・カレーライスにお水のみ。
・どんぶりのご飯にお刺身乗っけて、醤油とわさびをお好みで。それプラス浅漬けのみ。
・ゴーヤチャンプルー、そうめんチャンプルーなどの沖縄料理。

といったメニューの方が大半を占めます。

ご飯の量は控えめでご飯茶碗の軽く一杯分ほど。
メインはお肉や魚などの動物性たんぱく質で一日当たりの量は一人大体100gくらいと決めています。
野菜はその日の気分によってサラダ、漬物、煮物など適当に決めます。

豚肉、鶏肉、牛肉、ラム肉、魚類などを近所のスーパーでまとめ買い、たまに猪肉を通販で購入。それらを小分けにして冷凍保存。

野菜は葉野菜、根野菜などをその日の特売のものを買う時もあれば、お手頃なお値段のものを買っています。
キノコ、豆腐、納豆、卵、時々キムチなどを適当に組み合わせます。

翌日のメニューを決める時は、配偶者に冷凍庫から肉か魚を選ばせます。豚肉を選んだ時は

私が「明日は豚さん(ロース肉)をいかに食すか?」

と配偶者に質問します。

配偶者が「トンテキ!」と答えて、特に異論がなければそれが翌日のメニューになります。

私は本来、味見をする習慣がなく、インターネットのレシピの通りに素直に作ったり、その日の気分で冷蔵庫にある有り合わせの食材で適当に作ったりしますので、日によって当たり外れがあります。

私の配偶者はたまに外れた時を除けば、いつも幸せそうに食べています。

念のため申し上げておきますが、私は決して配偶者を脅したりなんかしていません。

これが我が家の日常の食卓の様子です。かなりテキトーです。

肉、野菜、ご飯や麺類の量のどちらかが極端に偏り過ぎないようにし、特定のものをひたすら食べるとかストイックな事をせず、日替わりでその日の体調や気分に合わせてまんべんなく食べたらいいと思うのです。

サプリメントや健康食品の類は一切必要ありません。

私も配偶者もあまり風邪をひくことがありません。
体調が悪くなっていても寝ていれば大抵治ります。
二人とも花粉症には全く縁がありません。

私の配偶者はジャンクフード大好き人間なので肥満体型ですが、健康診断の結果はほぼ問題ありません。
日頃、食品添加物極力避けて自然のものをメインに食べており、免疫力が高くなっているからこそ、多少の毒物(食品添加物)をしっかり排出できて二人とも健康体なのだと思います。

私の配偶者が体重過多で?コケて捻挫でたまに整形外科のお世話になる事はありますが、それ以外の病院代はほとんどかかっていません。

食材や調味料には多少こだわっているので、エンゲル係数は一般家庭より若干高いかもしれませんが、日ごろから病院や薬のお世話になることもほぼないので、無駄な時間を費やすこともありません。

その分本を読んだり散歩がてら買い物に行ったりと、休日はゆったりと好きなように過ごせています。
健康な心と身体を作るのは日頃の食事です。

ダイエット食品やエステなどは不要です。

ダイエットにかけるお金があるのなら、食材にお金をかけた方が確実ですし、現在と将来の健康への投資にもなります。

ライ〇ップとかのスポーツクラブもいらないと思います。

雨の日や夜間の場合は、階段の上り下りや踏み台昇降、その場ウォーキング、家庭用の小型トランポリンなどやれる運動はいくらでもあります。

あとは天気の良い日にウォーキングや一日10回程度のスクワットなどを取り入れる、なるべく階段を使うなど負担になり過ぎない程度の適度な運動をして、空気をたくさん取り入れれば健康体になれます。

最後にこのブログ記事をどうぞ。

ヴィーガンは大本教・生長の家のカルト宗教思想だった!!「肉を食べない=健康」は大嘘!!