頭が良い人とは? 知能を高くするにはどうすればいいのか
学ぶのは楽しいよ。
巷では、早慶上智やGMARCH、旧帝大といろいろな大学群があり、それらの大学を卒業している人たちはエリートと言われているそうです。
私が関西から関東に引っ越して来てから現在で約6年目になるのですが、東京に来て初めて旧帝大出身の人(以下Tさんとします)と知り合いました。
※個人情報保護の為、適度にぼかして表現します。
Tさんはかつては中国大陸のお堅い会社にて5年以上の勤務経験があるとのことで、中国語は堪能レベルであり、世間話をしていてもさすが旧帝大出身だけあって博識だなーと感心していました。
当時、私はたまたま異業種交流会等で知り合った会社の人たちから業務提携を打診されていました。
私とTさんが何度かやり取りをする中でも、お互いの利益の為に業務提携しませんか。という話になりました。
Tさんも私と同じ分野の業務を取り扱っていたことから、それではTさんもご一緒にいかがでしょうか。という流れになり、業務提携を打診してきた相手方会社の了承を得た上で、商談に同席してもらうことにしました。
でも、最初の挨拶が済むといきなり、Tさんは相手方会社の人たちに対して非常に威圧的な態度で接するようになり、相手の会社の人たちはかなりドン引きしており、明らかに表情を強張らせていました。
その場の空気は完全に凍り付き、私はTさんのあまりの異様さに隣で固まるしかありませんでした。
もしかすると中国大陸ではそのような対応が普通で、Tさんにとってもそれが当たり前になっていたのかもしれませんが、ここは日本ですし、取引先の相手を威圧して有利に契約を進めようとしている時点で、営業力は皆無といっても過言ではありません。
これでは信頼関係を築ける筈もなく、当然、相手方会社との商談と、Tさんと私の業務提携の話は流れました。
そして、アナタやる気ありますか?と突っ込まれそうな位、適当過ぎる私の事務所のHPもどうかとは思いますので、人にどうのこうの言える立場にないことは自覚しているのですが
それでもなおTさんの事務所のHPを見ると、私と違って丁寧に作り込まれてはいても威圧感が半端なく、これではお客さんは怖がって近寄らないのでは?と思えるような作りだったのです。
博識なのにどうしてこんなこともわからないのだろう。と疑問に思いました。
Tさんが日本人であることは間違いありませんし、基本はとても真面目な努力家であり、Facebookの投稿を見る限りではプライベートでは子どもたち思いの良いお父さんといった感じで、決して悪い人ではないと思うのですが何かが違うのです。
Tさんとの経験を通して、博識でも応用力や柔軟性、相手の気持ちに対する想像力に欠ける部分が多々あり、旧帝大出身の人でも頭が良いとは限らないのだな。と思ったのです。
数日前に、私のその経験の背後にある事情をわかりやすく説明するような内容の動画を見つけたことにより、もしかするとTさんのようなエリートと言われているけど何かが違う人たちは
幼い頃は、どちらかというと毒親の要素が強い親の意向で勉強ばかりしていて、子どもらしい体験が少ないまま成長し、自我がまともに育たなかったのではないか。
他人からの評価を過剰に気にするあまり、自分軸をまともに持つことができずに他人軸に流され、応用力や柔軟性、相手の気持ちに対する想像力に欠ける大人になってしまったのではないか。
その結果、本質を見抜けないので正しい方向での努力ができず、思うように能力が身に付かないのでなかなか成功できないのではないか。
と感じたのです。
その動画は下記となります。
【実録】本人も気づいていない?実は頭が良い人の意外な行動と、頭が良いと勘違いをしている人の行動
2人の対照的な登場人物が出てきます。
ウマオは
人からの評価を気にし過ぎて失敗を過剰に恐れ、心配や不安で自分のことしか考えられないので視野が狭くなり、他人の粗探しをして見下すことで優越感を得て自分の自尊心を保とうとするので孤立しています。
そして、頭が悪いと思われたくないばかりに、自分から人に質問することが少ないのでコミュニケーション不足となり、仕事や人間関係の本質を掴むことができずに間違った方向で努力するので、何事も上手くいかずストレスを抱えて自分で自分を追い詰めてしまいます。
一方のサイタは
おそらく親の愛を感じながらのびのびと育ったのか心が安定しており、人の評価をあまり気にすることがなく自分とは違う価値観にも興味関心を持つので視野が広くなり、自ら質問して無理なく周りとの信頼関係を築くことができています。
物事の本質を掴むことができているからか、希望を持っていて前向きであり、常識にとらわれず失敗を恐れずに新しい事に挑戦し、正しい方向で努力しているので、次第に能力が身に付き会社でのパフォーマンスも高く人間関係も良好です。
余裕があるので行き詰っているウマオを気遣うこともできています。
ウマオは子どもの頃に母親から、成績が悪い=頭が悪い 失敗すると頭が悪いと思われる
という刷り込みをされて育ってしまったので、失敗を過度に恐れるようになってしまったようです。
子どもの頃にいろいろな失敗を経験して学ばないと自我が育たず、人間としての成長も難しくなる。という認識がなかった母親の偏った教育がかなりの悪影響を及ぼしています。
そこでふと、悪ガキというキーワードが頭に浮かんだので、YouTubeで悪ガキというキーワードで検索すると、下記の動画に私の知らないやんちゃなタラちゃんが出てきたので衝撃を受けました。
制限されているらしく埋め込みリンクが貼れないので、別タブにてご視聴ください。
世間一般で知られているタラちゃんは大人しくて聞き分けのいいタイプだったと思うのですが、初期の頃のタラちゃんはかなりの悪ガキぶりを発揮していたようです。
人の目を気にせず、無理に自分を抑えることもなくイタズラしては母親からこっぴどく叱られる。という体験や失敗等により、いろいろなことを学べるからこそ自我もまともに育つと思うのです。
どんなに多くの知識を持っていたとしても、実際に経験しないと本当の意味で理解することは難しいので、能力は身に付きにくいでしょう。
次の動画は、自立そのものができていない方のエリートと言われるタイプの事例ですが、いかに子どもの頃からの失敗や経験の積み重ねが大事なのかがわかりやすく表現されています。
【漫画】子育てに悩むシンパパの俺⇒超絶過保護に育てられたマザコン新人の指導を任されて過保護のヤバさを思い知る
真一君は学歴は社内でも有数のエリートですが、母親からの異常な過干渉もあり26歳にもなってわからないから教えてくださいが言えない。という困った人で
あの子はさすがに無理だ
会社は仕事をする場であって保育園ではない
とまで言われています。そして
人生の全てを過保護な母親によって完璧にお膳立てされてきたので、誰かに細かく指示されないと何も出来ない受動的な大人になった。
失敗経験のなさから実力を伴わぬ完璧主義者になり、トラブルに直面するとパニックを起こして逃げ出した。
という残念な大人になっています。
それとは対照的に、年齢でいえば他の子と比較すると自立できている5歳の娘に対し、父親は
出来ることは自分でやる
出来ることを増やす
という考えで育児をしています。
最後あたりの
美織は自分でパジャマを着て髪を乾かす
相変わらず下手くそだけど、俺はこれで良いのだと思う
というセリフにもあるように、知識を詰め込むだけでは知能は高くなりません。
正しい知識を付けた上でしっかりと実践していくという、日頃の地道な積み重ねが大事なのです。
子どもの頃からそうした方がいいというのが理想ですが、大人になってからも軌道修正は可能です。
なかなか思うように能力を伸ばせない、悩みや不安、心配、心配が尽きない、否定な考え、暗い考えが無くならないと悩んでいる人は、正しい知識(真理)を学んで悟れば知能が高くなります。
知能が高くなると解決方法がわかるので、大抵のことはほとんど解決できるようになります。
具体的にどのようにすれば良いのかは、下記のRAPTブログの有料記事をご参照ください。
最後に、この世の一人でも多くの人が知能を高めて洗脳から解放され、喜びと希望を持って生きられるようになりますことを切に祈ります。