DQNがまだら認知症の場合は非常にやっかいだが、詰めが甘いのを認識していない模様
高齢化のイメージ画像です。
今日、競売物件の現況調査・立ち入り調査の日時調整の件(詳細はコチラ)で裁判所の執行官より連絡があり、私が沖縄に居る期間で調整可能ということなので、日時を決めました。
当初の予定では、私だけで立ち合いをしようと考えていましたが、ふと、二三男の姉である、かおりも連れて行った方が良いのではないか?という考えが浮かんだので、私は執行官にこう提案しました。
私は土地の共有名義人の身内ですが、本人ではなく代理人でしかないので、どうせなら共有名義人である、かおりも一緒に連れて行きましょうか?
執行官は、
そうですね。名義人本人からの話も聞きたいですし。そうしましょう。
ということで、私とかおりの2人で立ち合うことになりました。
実は先日、保護会の担当者と電話で話をした際に、二三男さんは、出所後は自宅に帰りたい。と希望しています。という不可解な情報を聞きましたが、私はそれに違和感しか覚えませんでした。
といいますのは、これまでに二三男には私から
このまま何も手続きしないままだと競売になるよ。それだと借金が残るよ。任意売却したら借金は清算できるし、その後は老人ホームに入れるように手配するから、土地の売却の委任状に署名と押印してね。
と何度か説明して委任状を渡し、かおりの自宅に速達で郵送するように言いました。
二三男に委任状を渡す際に、かおりは二三男に対し、その件でかなり文句を言っており、それに対して二三男は、委任状を書くから手続きをお願いしたい。とはっきりと答えました。
にもかかわらず、数週間経っても、二三男は一向に送ってきませんでした。
その後、数か月後にかおりと私と私の配偶者の3人で塀の中に面会に行った際に、かおりが二三男に委任状をいつ書いて送ってくるの?と何度聞いても、
委任状がどこにあるのかわからない。後で探しておくよ。
としか答えません。その他にも、敢えてかおりに世間話をさせようと試みましたが、会話はほとんど成立しませんでした。
その時は、脳梗塞の後遺症と認知症がそれなりに進んでいるから、会話ができないのかな?ということは、認知症は中期か後期あたりなのかな?と考えていましたが、今思えば、もしかすると二三男は
「物忘れはあるけど理解力は問題ない」「同じことができる時とできない時がある」など、症状に波がある と云われている(詳細はコチラ)、まだら認知症なのではないかと考えたのです。
となりますと、認知症で判断能力がなくて委任状を送れなかったのではなく、委任状を敢えて送らなかったのではないかと思いました。
二三男の住宅ローンの連帯保証人は、他界したかおりの夫の虎次郎(詳細はコチラ)でした。
でも、虎次郎は他界したので、かおりとその子どもたちがそれを相続しました。
ただ、民法改正により、二三男とかおりとその子どもたちが話し合いの上で、限度額を決めて保証契約を結ばないことには、かおりたちには支払い義務はありませんし、二三男には民法改正云々の話は一切していません。それを知らない二三男は
このまま何もせずに放置していたら、連帯保証人の地位と債務を相続したかおりたちに支払請求が行くだろうから、かおりたちに払ってもらおう。
そうすれば、出所後は安心して自宅に帰って生活できる。
と考えているのではないか。と思うのです。
かおりから聞いた話では、子どもの頃からかおりは、二三男の世話や尻拭いをさせられることが多かったそうなので、大人になった今でも、二三男はかおりのことを、寄生するのに都合良い存在だと認定しているのかもしれません。
二三男は、まさか競売まではしないだろう。ごね続ければ、これまでのように自分の思い通りになるだろう。と高を括っているのでしょう。
だからこそ、二三男が保護会の担当者に出所後は自宅に帰りたい。と言っていたのだと考えると、二三男の不可解な言動の辻褄は合います。
二三男としては賢く立ち回っているつもりかもしれませんが、詰めが甘いな、相変わらずオツムが残念だなーとしみじみ思います。
今後、競売ではなく任意売却になる可能性はまだ十分にありますが、二三男に対し
こちらは支払いは断固として拒否する。これ以上、かおりに寄生するんじゃないぞ。という意思表示を貫くため、脅しの意味も込めて競売を強行します。
再度、塀の中に面会に行って、かおり本人の口から二三男にはっきりと意思表示する予定です。
もし、何らかの理由で面会できなければ、葉書か手紙で伝えようと思います。