2回目の競売が始まる始まるぅーヒャッホーイ!!

記録競売, 袋地, 通行地役権


私の足にピッタリとくっついて甘えてくる福(猫)

かわええのう(*・ω・)

 

10月12日から19日まで不動産管理の仕事で島(沖縄本島)に行っていました。

私の滞在期間中に、那覇地方裁判所からの封書が、二三男(詳細はコチラ)の姉のかおりの自宅に届きました。

1回目の競売では、価格、家の状態、面倒な権利関係等の条件が悪かったのが原因らしく、全く入札されることなく不買となりました。

その後、数ヶ月間程は金融機関からは何の音沙汰もなかったので、競売は諦めてサービサー(債権回収会社)に債権を売り飛ばしたのかな?と考えていたところ、2回目の競売開始決定の通知が届いたのです。

1回目の競売の開始決定の通知が届いた時(詳細はコチラ)程の

おおっ!!キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!というような感動?はなく、

あー、来たねー。いやあ、粘るねー。担当者も大変だねー。╮(´•ω•)╭としか思いません。

通知が届いた翌日の午前中に、金融機関の担当者から私の携帯に着信がありましたが、車の運転中だったので電話をとれませんでした。

帰宅後にかけ直すと、受付の女性に「担当者は席を外しております」と言われたので
私は「それなら結構です。失礼します」と切ろうとすると、

受付の人は意外そうな感じで「かけ直させなくても大丈夫ですか?」と聞いてきたので

「こちらは何も困りません。困るのは○○さん(担当者の名前)の方なんじゃないですか。どうぞご自由に」と答えて通話を終わらせました。
その後、担当者からの連絡はありません。

おそらく、二三男の姉で共有名義人(かおりとまゆみ)の代理人である私に対し、2回目の競売にかけますよ。そうなると共有名義人は困った事になるんじゃないですか?等と言葉で威圧し、二三男の住宅ローンの支払いを肩代わりするように促そうと考えていたのだと思います。

何と言いますか、二三男の支払いを肩代わりする気は今も変わらず全くありませんし、このまま競落されたとしても、困るというよりは面倒くさいというレベルでしかなく、むしろ、さっさと売り払って終わらせたい。というのが本音です。

一応、二三男は現在は出所して更生保護施設に居るのですが、相変わらず二三男が原因で任意売却に進むための手続きが滞っており、今の様子だと、あと数ヶ月ほど時間がかかりそうな気がします。

ただ、1回目の競売時にいろいろな不動産業者さんから問い合わせの電話を受けたことによりはっきりしたのは、どの業者さんの目的も

二三男の自宅が建っている袋地と道路(公道)の通路となる土地を売って欲しい。

ということなのです。

二三男の自宅は老朽化が著しいので解体する以外に選択肢がない上に、それが建っている土地は、袋地(他人の土地を横切らないと公道に出ることができない土地)です。

その場合、建物を解体した後に新たに建物を建てるには、その土地から道路までの通路となる土地を購入するか、それなりの期間(半永久程)の通行地役権を設定する必要があります。

でも、通路となる土地として一部の土地を売ってしまうと、土地の共有名義人であるかおりとまゆみにとっては、他の土地の価値が下がり、売却時に不利な状況になってしまいますので、売る気は全くありません。

他の土地も、今後も持ち続ける気もありませんので、長期的な通行地役権を設定させる気もありません。

ですので、仮に誰かがその土地を競落しても、通路となる土地の確保をするのに共有名義人との交渉だけで済まなければ、調停→裁判となりますので、それなりの手間暇と費用がかかることになります。

袋地、通行地役権等の詳細は下記のサイト記事がわかりやすいのでご参照ください。

無道路地でも隣地通行権があれば建築確認が下りるか?(2019年3月3日掲載)

地役権って何? 登記は必要? 注意点は? わかりやすい地役権の基礎知識

私道通行・私道掘削の承諾をもらえない場合の対処法

もし、建物を建てることができない場合、その土地の有効活用は難しく、固定資産税、管理費、多額の解体費用等がかかることを考慮すると、赤字になる確率が高いので所有するメリットはほぼありません。

どう考えても競落されない可能性が非常に高いと思います。

仮に競落されても、落札者に適正価格で他の土地をひとまとめにして売却するか、共同での任意売却を提案するという方法で売り払うつもりなので、さほど問題はありません。

ただ、競売だと価格が安くなる分、二三男の借金は清算できずに残債が残ることになりますが、困るのは二三男だけですし、最悪、二三男の全財産が無くなった場合には生活保護を受けられるようになりますので、生活は問題なくできます。

2回目の競売の件で業者さんから営業や問い合わせがあっても、競落した場合のデメリットをサラッと説明すれば、食い下がってくることはほぼないと思われます。

まさか、2回目の競売を経験できる貴重なチャンスに恵まれるとは思っていなかったので、未知なる体験に結構ワクワクしています。

でも、お金に目がくらんだっぽい、まゆみの長男が、今になって小学生みたいな主張をしてきたのが少々厄介で、話がなかなか通じないのですが、どうあがいても無理なモノはむーりぃー

なので、ありのままの現実を見せて理解してもらうしかなさそうです。

記録競売, 袋地, 通行地役権

Posted by sanae