競売手続き開始により、本日から不動産関連会社からの営業が来るようになりました

記録任意売却, 成年後見申立て, 競売


営業マンのイメージ画像です。

記録として残しておきます。

本日、二三男(詳細はコチラ)の姉のかおりから、自宅に不動産関連会社の営業の人が営業に来た。との電話連絡がありました。

競売開始手続きが始まると、裁判所にその情報が掲載されますので、おそらくそれを見た業者さんが任意売却の提案営業に来たのでしょう。

今後は、たくさんの営業マンがかおりやまゆみの自宅に来たり、共有の土地にある建物の敷地内に貼ってある私の事務所の電話番号に連絡が来るのは確実でしょう。

私は競売による流れは過去に経験済み(詳細はコチラ)なので一通りは把握しており、あー、とうとうその時期が来たかぁ―という感覚ですが、他の身内にとっては心中穏やかではないといった感じだと思います。

二三男が塀の中にいるせいで何かと面倒なことが盛りだくさんですが、営業が来るたびにイチイチこちら側の事情を説明する義理も義務もありませんし、不動産関連業者には悪質な会社も普通に存在しますので、余計な情報を与えて面倒な事にならないようにする為にも、私はかおりに

営業の人が自宅に来ても、「私には詳しい事は何もわかりません。○○(私の事)が管理しています」とだけ答えて、それ以上の事は一切話さないでね。と言っておきました。

それから、業者さんによっては現地を確認してから連絡を入れてくる場合もあり、先程、実際に私の事務所の電話番号にも連絡がありましたので

「現在、任意売却の準備を進めており、買い取る業者さんも既に決まっています。」ときっぱりとお断りしました。

本当に任意売却になるのかはまだ確定していませんが、総合的に考えると、競売にかかる手間暇や二三男の借金(住宅ローン)の清算と出所後の二三男の生活資金のことを考慮すれば、任意売却がベストです。

といいましても、競売の期間入札が開始する前には出所予定日が来ますし、金融機関の担当者も任意売却を熱く希望しており、取り下げは余裕で可能です。

そして、先日、再度、保護会の担当者から連絡があり、二三男が居住している自治体の市長の名前で成年後見申立てをして、施設に入所させてはどうかという案が市役所内で出ているそうです。

ただ、成年後見申立てをするには、二三男本人の状況をお医者さんに診てもらい、その診断書を申立て書類として添える必要があるのですが、運営上の理由で服役中は病院には容易には行けませんので、塀の中のお医者さんに書いてもらうことになります。

それを以前、私が刑務官にお願いしたところ

「前例がないので出来ません」と断られ、成年後見申立てを断念したという経緯があります。

でも、親族である私のお願いがダメでも、市長の名前ならばいろいろな意味で最強ですし、同じ公務員同士なので、ひょっとしたら融通が利く可能性もあるかもしれません。

理想としては、二三男がそのまま塀の中に入ったままならば、そこで面倒見てもらえる上、その間の二三男の年金も貯まりますので、入札が開始するギリギリまではそのままにして欲しいなと個人的には思います。

ただ、保護会の担当者がそこまでしようとするのは、やはり、二三男の容態があまり思わしくないということなのかもしれません。

 

任意売却を進めるには

市長パワー炸裂!!で成年後見申立てをする
〇二三男が出所してから成年後見申立てをする

の二択しかありません。

ちなみに、二三男が獄中死した場合、何かとリスクの高い二三男の財産を相続するチャレンジャーは親族には誰もいませんので、みんなで仲良く相続放棄をする予定です。

そうなれば、相続財産管理人の申立てをした上で任意売却をすることになりますが、これも全ての清算が終わるまでに1年程度の期間を要します。

二三男のせいで、私の不動産管理の仕事がなかなか終わりません。

もうそろそろ、いい加減この仕事から解放されたいなとしみじみ思います。