ウーマン・リブの弊害 家庭よりも仕事優先になると子どもに悪影響が及ぶ
先日、姪からメールがあり、就職内定をもらい身元保証人が必要なので協力して欲しい。とありました。
メールが届いたのは21時30頃でしたが、私は健康的な小学生の如くスヤスヤと寝ていたので、気付いたのは0時過ぎでした。
姪はとても真面目で素直で優しい子ですし、断る理由はないので快諾すると喜んでくれました。
身元保証といっても、会社によって違いがあるとは思いますが、この人は暴力団とは一切関係ないことを証明しますよ。というのと、緊急連絡先という意味合いのものです。詳細はコチラをご参照ください。
あんなに小さかった姪が、就職して自立することになったのは感慨深いものがあります。
私には甥と姪がいますが、いくつになろうが存在そのものがとにかく可愛いので、私にできることならば、何でもしたいと思っています。
私が保育士をしていた頃、甥と姪がそれぞれ1歳と0歳の時にその子たちのお母さんから相談を受けたことがあります。
離乳したら保育園に入れて働きに出ようかと悩んでいて、保育園での子どもたちの様子がどのような感じなのかが気になっていたようです。
当時、ちょうど私は0,1歳児クラスの担任をしていたので、どのような感じなのかを具体的に話しました。
ざっくりと説明すると
入園当初はひたすら泣き続けている状態がほとんどで、数ヶ月経った頃に徐々に落ち着いてくる。
でも、それは個人差があり、落ち着くまでに半年以上もしくは一年近くかかる子もいるので一概に言えない。保育園生活に馴染めない子もいる。
保育園はあくまでも集団保育の場であり、家庭保育とは違う。
基本的に食事、睡眠、安全管理等の必要最低限のことをするのがメインであり、一人一人を精神的な面までしっかりと見るには限界がある。
3歳までは基本的な人格形成と信頼感を獲得する大事な時期なので、それまでは母親が中心になって家庭で見た方が子どもの心は安定する。
集団生活に馴染ませるのが目的で保育園や幼稚園に入れたいのなら、これまでよりも体力がつき、視野も行動範囲も広くなる3歳頃からで十分。
それまでは、可能ならば家庭で育てた方が良いと思う。
といった内容です。
結果、お母さんはその子たちがそれぞれ3歳になるまでは、専業主婦として家庭を守り、3歳になって以降に幼稚園に入れて働きに出る。という選択をしました。
年子なので、育児は双子とそう変わらない状況だったのもあり、姪が生まれてから1ヶ月間は、お母さんは姪にかかりきりだったので、私が1歳児だった甥を母親の代わりに見ました。
その後も必要に応じて時々預かる等、私も育児の手伝いをしていました。
それもあって甥と姪は私にとって、とにかく可愛くてたまらない存在ですし、この子たちをたくさんの愛を込めて育ててくれたお母さんに心から感謝しています。
昨今は、どちらかというと専業主婦のいる世帯よりも共働き世帯が一般的になり、0、1歳児から保育園に預けて働く母親が増えました。
三歳児神話なんてとんでもない、それは女性を縛るものでしかなく、働くのは女性の権利だ、専業主婦なんて贅沢だ、社会で働かないのは怠け者だという極端に偏った風潮が広がっています。
現代日本の経済的な事情を考えると、子どもができるまで共働きをするのは合理的だと思います。
でも、子どもが生まれたら育児という大事な仕事が加わりますので、子どもが小さいうちは、専業主婦として、母親が家事と育児を主に担う。という選択肢も尊重されてもいいのではないでしょうか。
日本政府は、女性の社会進出を積極的に推奨していますが、子どもが小さいうちは家庭で育てたい。という世帯が置きざりになっている感が拭えません。
下記のブログ記事をご参照ください。
自治体・企業に女性登用義務化。果たして女性はそんなに社会進出したがっているのか。
そして、小さな子どもを持つ女性でも、キャリア形成や自己実現の為に働きに出ることを良しとする風潮が広がっている状況により、日本の多くの家庭が崩壊へと突き進んでいます。
下記は6年前に話題になったフェミニズムについての動画ですが、今の日本もこの動画の通りになっています。
フェミニズムの真相 // 高潔な思想に秘められた悪質な罠
上記の動画で紹介されているMVは下記になります。
Jennifer Lopez – Ain’t Your Mama (Official Video)
この動画のMVの歌詞の日本語訳は下記になります。
コチラより拝借しています。
1日中料理ばかりしていないわ。
あなたのママじゃないのよ。
あなたの服も洗濯しないわ。
あなたのママだと思っているの?
あなたのママじゃないのよ。
ねぇ、あなたのママだと思っているの?
いつからこんな感じなの?
あなたのママじゃないのよ。
ノー、あなたのママじゃないのよ。
ノー、あなたのママだと思っているの?
目が覚めれば、日が昇り輝き出す。
時間通りに動ければ最高ね。
テレビゲームなんてもうやらないで。
物事は常刻々と変化しているのよ。
かつては狂おしいほど愛していたのに
どうすれば昔みたいに戻れるの?
いつから快適さに堕ちていったの?
私が尽くしすぎたせいなの?
でもこれだけは覚えていなさいよ。
1日中料理ばかりしていないわ。
あなたのママじゃないのよ。
あなたの服も洗濯しないわ。
あなたのママだと思っているの?
あなたのママじゃないのよ。
ねぇ、あなたのママだと思っているの?
いつからこんな感じなの?
あなたのママじゃないのよ。
ノー、あなたのママじゃないのよ。
ノー、あなたのママだと思っているの?
運がいいのよ。私はスタイルがいいの。
そんな私の機嫌を損ねないでよ。
まだ楽をしようとしているの?
物事は常刻々と変化しているのよ。
後は、同じ文言の繰り返しとなりますので、省略します。
恋人時代あるいは新婚時代の恍惚感を織り交ぜつつ、怒りと不満の感情をぶつけ、相手の神経を逆撫でして喧嘩を売ることを推奨するような、内容の歌詞となっています。
このテンポの良い曲を繰り返し聞き続けることで、無意識の間に口ずさむようになり、これまで平和に生活していた主婦までもが洗脳され、旦那さまに喧嘩を売るようになり、家庭崩壊。
という流れでしょうか。
日本においては、少女漫画やドラマや映画、時折、ツィフェミさんみたいな洗脳工作要員を使い、女性に大して根拠のない被害者意識を刷り込む等の洗脳工作により、今やヨーロッパやアメリカ社会に近づきつつあります。
経済的な理由で共働きを選択している場合は、家事、育児共に夫婦で協力してやればいいと思いますが、経済的に余裕があっても共働きを選択している世帯もあったりします。
私は関西の複数の地域の保育園で働いていたことがあるのですが、どちらかというと経済的に裕福な世帯の多い地域で、旦那さまの収入だけでも十分生活可能と思われる、経済的な余裕のある家庭でも共働きをし、普通に保育園を利用していました。
親御さんが普段来ている服やバッグ、子どもの生活用品等がブランド物だったり、時折、海外旅行に出かけたりするような世帯が多く、共働きの理由はおそらく
キャリアを維持したい、住宅ローンの支払いや子どもの将来の教育資金、老後資金、ブランド物の服やバッグ、海外旅行も楽しみたい、等なんだろうなと感じました。
その中に特に、それなりのお金持ちなんだろうなと推察できる世帯の子どもがいました。
その子の様子を見ていると、心があまり安定していないようで、園生活が後半に差し掛かっても、なかなか保育園生活に馴染めずに泣いてばかりいるという印象がありました。
親御さんからは、子どもは保育園に預けていれば安心。これで仕事に集中できる。といった感じが見受けられたので
今思えば、どちらかというと親の関心が子どもよりも仕事に傾いているのを、子どもが察知していて、親からの愛を十分に感じることができなくて、精神的に不安定になっていたかもしれません。
子どもが親の愛を感じることができないと心に隙間ができます。その隙間を埋めようと、
僕を見て! 私を見て! とわざと悪いことをしたり、目立つ言動をしたりと
親や周囲の大人たちの関心を過剰に引くような言動を頻繁にとるようになります。
その状態が長く続くと、過剰なストレスで心と身体に不調が起こる場合もありますので、少しでも様子がおかしいなと感じたら、お子さんとじっくりと向き合う時間を作ってほしいと思います。
親の愛をしっかりと感じていて、子どもの心が安定している状態なら、3歳頃になると自然に無理なく親以外の様々なことに興味関心を持つようになります。
親は子どもが間違った方向に行かないように見守りつつ、子どもの自主性が育つように促していけば、自ら好きなことに没頭するようになります。
そうなると個性や才能は伸びていきますし、のびのびとした元気な明るい子に育ちます。
ただ、小さい頃の子育ては母親が担った方が良いからという理由で、子育てを母親だけに丸投げするのは絶対にやめてください。
母親が兼業主婦、専業主婦のどちらかにかかわらず、乳幼児のお世話はかなりの重労働です。
あくまでも、育児においては母親が中心になるだけです。
母親だからといって、一人で何でもかんでもできるわけではありません。
時間は多少かかっても、父親も少しずつでも、できることから育児に参加し、共に子育てをするという意識を忘れずに、お互いに協力し合い支え合い、愛のある暖かい家庭を築いてほしいと思います。
最後に、この世の全ての男性と女性が、それぞれの立場、役割を認識し、お互いに支え合い、協力し合い、穏やかに幸せに豊かに暮らせる世の中になることを心から願っています。