既視感は輪廻転生の根拠とはならず、霊の記憶や思念を前世のものであると勘違いしているだけではないのか

メモ既視感, 霊の記憶, 霊界


海を眺めながら見えない世界へ想いを馳せてみる

 

以前の記事(詳細はコチラ)で、輪廻転生はないという話をサラッと書きましたが、それを別の視点からも裏付けが取れるのではないか?という内容の動画を見つけましたので、それに基づいて考察していきますね。

 

よく、初めて来た場所や行ったことがない場所なのに、見覚えがある。とか、懐かしい感じがする。とかいうのを既視感(デジャブ)というようで、それを根拠の一つとして

前世がある→すなわち輪廻転生がある

と解釈されているような風潮があります。

私もRAPTブログを知るまではそうなのかな?と漠然と思っていました。

でも、現実には霊界というものがあり、も存在しますので、もしかすると前世などではなく、私たち人間に付いている霊が関係しているのでは?と思ったのです。

 

まずは、以前も例に挙げた沖縄の霊媒師のノロの方の動画をご視聴ください。

【幽霊は居る!?】沖縄で数人しかいない最強の霊媒師に聞いてみた!

動画の9:11~お祓いの話が出て、ノロの末吉さんは2~30分で300体400体お祓いする。そうです。
いやあ、脅威のパワーです。

 

末吉さんは自分に付いている霊を使ってお祓いをしていて、ご本人にはその自覚がないが、その霊は悪霊かサタンなのではないか。

と思ったのです。

 

そこで、それを聖書に書いてある内容を基準にして考えますと

聖書には悪霊の力で悪霊を祓うという内容の記述があります。

マタイによる福音書 12:22-28

より、一部抜粋します。

そのとき、悪霊に取りつかれて目が見えず口の利けない人が、イエスのところに連れられて来て、イエスがいやされると、ものが言え、目が見えるようになった。
群衆は皆驚いて、「この人はダビデの子ではないだろうか」と言った。 しかし、ファリサイ派の人々はこれを聞き、「悪霊の頭ベルゼブルの力によらなければ、この者は悪霊を追い出せはしない」と言った。 イエスは、彼らの考えを見抜いて言われた。「どんな国でも内輪で争えば、荒れ果ててしまい、どんな町でも家でも、内輪で争えば成り立って行かない。 サタンがサタンを追い出せば、それは内輪もめだ。そんなふうでは、どうしてその国が成り立って行くだろうか。 わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すのなら、あなたたちの仲間は何の力で追い出すのか。

抜粋ここまで。

 

イエス様が聖霊の力で悪霊を追い出し、目が見えず口の利けない人を癒したのを見たファリサイ派たち(偽善者)が

悪霊を悪霊の力で追い出している。

と、壮大な勘違いをしている場面が書かれています。

 

となりますと、聖書が書かれている時代には

霊能力がある人が悪霊を祓う時、自分に付いている悪霊を使って祓っていた。

 

と考えられます。
となりますと今の時代も、本人が自覚しているか否かにかかわらず

悪魔崇拝でしかない神道や仏教や多神教等を基準としている限りは

現代社会のほとんどの霊媒師たち(陰陽師含む)も、悪霊を悪霊によって祓っている。

という根拠になり得るのではないか?と思うのです。

 

陰陽師については天皇家とも絡めて興味深い話がありますので、気になる方は是非ともご参照ください。

現首相・安倍晋三のルーツが陰陽師「安倍晴明」であり、「出雲族」である可能性について。

 

それから、同じ動画の中で死後の世界についての話が出て、末吉さんは輪廻転生があるかのようなお話をされています。

これはあくまでも

末吉さんの認識でしかない、あるいは末吉さんに付いている霊が教えている情報でしかないのでは?

と思うのです。

 

では、どうして初めて行った場所や行ったこともない場所等で既視感を抱くのか。

懐かしいような感じがするのはどうしてなのか。

 

と、考えていたところ、次の動画を見てこれが答えだろうなと思ったのです。

 

【怪談】涙を浮かべたおば~のお祓い。~夢を見続ける理由~おばーの話。

依頼者の男性とその奥さんに付いている霊が知り合い同士か何らかの繋がりがあって、引き寄せ合ったのかもしれませんし、男性に付いている霊の強い想いが、男性自身に影響を及ぼしているようです。

 

ノロの末吉さんには、遺伝による霊媒体質が原因で複数の強力な霊が付いていて

末吉さんは

その霊たちの記憶や思念が自分のものであると勘違いしているから、既視感を覚えることが何度もあり、それを根拠に前世がある。

と考えているのではないか。

付いている霊が多ければ多いほど、それに比例して既視感を覚えることも多くなるでしょうから、輪廻転生がある。と、より勘違いしやすくなるのかもしれません。

 

末吉さん含む霊能力者たちに限らず

私たち人間が既視感を覚えるのは、付いている霊が何らかの影響を及ぼしているから

と考えれば辻褄が合います。

 

たくさんの霊が人間にとり憑りつくというのは時折聞く話ですが、聖書にも多数の霊(レギオン)が憑りついている人の話が出てきます。

マルコによる福音書 5:1-20

 

世の中には

末吉さんのように、たくさんの霊や強力な霊に取り憑かれても平気な人も一部いるけれども、そうではない人の方が大多数である。

ということになりそうです。

 

実は私にも既視感を覚えることが何度かあって、その理由をどうしてだろう?とずっと考えていました。

以前、一青窈さんのハナミズキのMVを見ていて、なぜだかはわからないのですが、急に胸が締め付けられる感じがして涙が止まらなくなり、しばらく一人で号泣していました。

一青窈 – ハナミズキ

台湾には一人旅と新婚旅行で行ったことはありますが、単純に観光で行っただけですので、別に泣く程のことはなく自分でも意味がわかりませんでした。

今思うと、沖縄は昔から台湾と交流がありますので、もしかすると当時の私にご先祖様の霊や台湾と関係する霊が付いていて、その霊の強い思いが私に伝わった可能性もあるかもしれません。

 

まとめますと

既視感を覚えるから輪廻転生がある。というのは壮大な勘違いや思い込みでしかなく

既視感を覚えるのは、私たち人間に付いている霊の強い記憶や想いが原因である。

というのが正解なのではないかと思います。

 

最後に、これは有名なネタらしいですが、某掲示板とかで都市伝説といわれている話を漫画動画にしたものです。

今回の記事の内容とも共通項が多く、面白いので興味のある方はどうぞ。

脚色とかは普通にあるかもしれませんが、ある程度は事実にも基づいている内容なのではないか?と個人的には思っています。

注目してほしいのが

悪霊を悪霊の力で祓う。とか

神社での生贄儀式。とかが天皇家の大嘗祭を彷彿とさせます。

巣くうものシリーズ

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Posted by sanae