母性本能に溺れて子育てするとマザコン男になるメカニズムとその悪影響
最近、RAPTブログの有料記事を読んでいて、マザコン男が量産されているのは、母性本能に溺れた母親による育児が原因じゃないのかな?とふと頭に浮かびました。
下記のブログ記事に書いてある内容となります。
RAPT有料記事644(2022年4月18日)神様は真理が泉のように湧き出る方だが、聖霊様は愛が泉のように湧き出る方だ。女はその聖霊様に象って創られたから、聖霊様のような愛で愛してこそ、真の愛の祝福に満たされる。
記事の中にある
この世の女たちの母性本能や恋愛感情は、ともすると利己的なものになりがち
女たちが母性本能や恋愛感情に溺れるから、女たちはどんどん醜くなり、低俗になっていく。
という部分が気になりました。
恋愛感情については、恋は盲目という言葉通り、恋愛に溺れると正常な判断能力を失い、質の悪いサイコパスやDQNに引っかかってエライ目に遭ったりするのはよくある話です。
一方、母性本能については無償の愛というイメージが浮かびますが、母性本能が強すぎるとDQNや人格に問題がある人にまで尽くしてしまい、人生が破綻する場合もあったりします。
そういう場合は、利他的な無償の愛ではなく、利己的な邪な愛だから人生が破綻してしまうのではないのかと私は思うのです。
相手の為を想う理他的な愛ではなく、自分が相手から良く思われたい、好かれたいという考えで母性本能に溺れ相手に尽くそうとするから利己的な愛になっているのではないか。
そのような利己的な愛で子どもを溺愛してしまうから、まともな躾をしないままに過剰なお世話をした結果、自立できない大人になり母親に依存するマザコンとなる。
というメカニズムなのではないかと思うのです。
というわけで、今回は、母性本能に溺れて子育てするとマザコン男が量産されるメカニズムとその悪影響について考察していきますね。
まずは参考に下記の漫画動画をご参照ください。
【漫画】マザコン夫「母さんに言いつけるぞ!」子離れできない義母「もっと息子ちゃんを大事にしなさい!」私「結婚失敗したかも…」そんなある日、離婚へと気持ちが傾く事件が起きる!
息子は結婚後も母親に依存してお嫁さんに母親の基準に合わせるように要求し、母親も子離れできていないのでお嫁さんに自分の基準を押し付けています。
でも、他所から嫁いできたお嫁さんにとっては、間違った相容れない基準でしかないので迷惑そのものです。
母親は息子から懐かれていることもあり、自分にとっては心地よいからか、それが正しい基準だと勘違いしているようです。
このように、母親のお膳立てのある生活で日常的に楽な環境で育った息子は、主婦(もしくは女性)とはそういう生きモノだから、世話をしてもらうのは当たり前だと考えるようになり、お嫁さんの気持ちを汲み取れない、想像力の乏しい、自分に甘い自己中心的な大人となっています。
自分に甘いと、相手を自分の思い通りに動かして楽をしようという思考になりますので、結婚前の母親のお膳立てのあった快適な生活を維持しようと、お嫁さんに母親の基準を要求します。
でも、そんなことがまかり通るわけはなく、自分の思い通りにならないお嫁さんに不満を抱いていたのか、その捌け口として不倫をするに至ったようです。
そのように、母親の利己的な愛によって育てられた息子は自立した大人に成長できず、お嫁さんに対する度重なる横暴な言動により、お嫁さんから愛想を尽かされてしまいました。
一方で母親は、自分が可愛がってきた息子が、かつて不倫をして自分たち親子を捨てて離婚した旦那さんと同じことをしているのを知ったことで、ようやく自分の育て方が間違えていたことに気付いたようです。
次は、結婚した当初は家事も一緒にやってくれていた旦那さんが、子どもの病気をきっかけに正社員の仕事を辞めたお嫁さんに対する態度が豹変したパターンです。
【漫画】子の体が弱くて専業主婦になったのにひたすら恩着せがましい夫を捨てたい「お前と子供のためにイヤイヤ仕事してるんだぞ?もっと感謝しろよ」私「もう限界…」その時、一本の電話が私を覚醒させた。
お嫁さんが身体の弱かった子どもを守る為、正社員の仕事を辞めて専業主婦→パートの兼業主婦となったのをきっかけに、旦那さんは専業主婦もしくは兼業主婦=自分の格下の人間 と自分の都合の良いように脳内変換し、亭主関白を気取るようになっています。
働き方を変えて収入が減ったお嫁さんを見下し、母親と自分の基準に従うように求めていることから、夫婦とも正社員で共働きしていた時は仕方なくお嫁さんに合わせていただけなのでしょう。
そうなりますと、元々ある程度のマザコン気質を持っていて、亭主関白になりたいという願望があるのを隠しており、心の中で不満を抱いていたものが表面に出ただけとも考えられます。
お嫁さんの実家に行き、お嫁さんに対して高圧的に出れば、自分の思い通りになるだろうと目論んでいたところ、お嫁さんの父親から威圧されてあっさりと逃げています。
お嫁さんや子どもへの配慮に欠けていて、相手の気持ちを汲み取ろうともせず、自分に甘い自己中心的な言動を見ると、母性本能に溺れた母親に育てられた結果、まともな大人になり切れていないのだろうと推察できます。
次は、巷では普通に存在する、あまり良くない方の昭和思考に翻弄されている夫婦のパターンです。
【漫画】昭和思考の50代夫「俺は外で働いてるから偉い。家のことはお前の仕事だ」私(夫が定年になったら熟年離婚も考えるか…)ある日、妻に捨てられた義兄がやってきて……。
結婚当初は正社員の共働き世帯だったのが、出産、育児をきっかけに専業主婦→パートの兼業主婦になったことから、よくある昭和時代の俺は外で働いてるから偉い。家のことはお前の仕事だという思考により、お嫁さんは長年我慢を強いられていたようです。
2人の子どもたちには家事を手伝う習慣が身に付いているようですが、家事をお嫁さんに丸投げして仕事だけしてきた父親は、家事がまともにできない、お嫁さんの気持ちを汲み取ろうともしないことから、母親の利己的な愛で育ったマザコン気質のある人だと推察できます。
マザコン男は年齢を重ねても丸くなるどころか、人を見下す傲慢さと自己中心な性格に磨きがかかっています。
若い時ならお嫁さんもある程度は我慢できると思いますが、歳をとると体力低下や病気等で、家事そのものが負担になる場合も出てくることを考慮すれば、お嫁さんだけに家事を強いる昭和思考のままでは限界があります。
この動画の旦那さんは、兄の離婚をきっかけに考え方を変えることができたようですが、母性本能に溺れた母親による子育ては、大人になって以降の人生にまで悪影響を及ぼします。
子離れできない母親と親離れできない息子は、将来的に、嫁や子どものみならず周囲からの信頼を失うことにもなりかねないことから、母性本能に溺れて利己的な愛で子育てをするとろくなことにならないことがわかります。
自分が好かれたい、良く思われたいという邪な考えがあると、子どもが悪いことをした時に適切に叱ったり、子どもの自主性を育てるのは難しくなると思いますし
それを搾取大好きなサイコパスやDQNに見抜かれた際には、都合の良い奴隷として利用されて人生終了になる確率が高くなります。
となりますと、これからの時代、目指すべきは利他的な愛となるのではないでしょうか。
自分のことよりも、相手の気持ちを汲み取り、相手の心身の成長の為にはどのようにしたら良いのかと、常に慎重に考えて行動するような利他的な愛で無償の愛を注ぐのならば、子どもがDQNに育つことなく、相手の気持ちを汲み取ることのできる利他的な愛を持つ大人になるでしょう。
その利他的な愛は、聖書やRAPTブログの有料記事でしっかりと学ぶことができますので、穏やかで愛の循環する幸せな家庭を築きたい人には是非とも読んでいただきたいと思います。
最後に、男女問わずこの世の全ての人たちが聖霊様(女の神様)のような利他的な愛で正しく人を愛して、みんなで穏やかに幸せに暮らせる家庭を築き、地上全体が愛で満たされるようになることを心から願います。