現代社会の現実と闇をしっかりと見極めた上で事業を営まなければ、ドツボにはまる確率が極めて高い

ビジネス信仰の証, 士業, 政治家, 起業


政治家の平沢勝栄氏です。

前回は情報商材販売業者と悪徳業者と工作員の共通点について少々書きました。

今回は実際に私がこれまで事業を運営してきた状況とコネや人脈やお金でインチキをして事業を営んでいる人たちの状況とを比較しながら、個人情報が特定できない程度にぼかした上で具体例を挙げ、インチキをする事が如何に不安定でリスキーなのかを説明していきます。

私は2017年の8月に東京都行政書士会に行政書士登録しました。

本来ならば、もう少し時間をおいてからにしようと考えていましたが、地元にいる身内の案件を私が処理しなければならない状況になり、仕方なく登録時期を早めました。

といいましても、その年の5月の下旬に配偶者の仕事の都合(転職)で大阪から東京に引っ越したので、土地勘は全くありませんでした。

さらに、数人の知人、友人とだいぶ前から関東に住んでいる身内を除けば、人脈と呼べるものは何もありませんでした。

辛うじてインターネットで繋がっていた人は一定数いましたが、所詮、SNS上での繋がりは精々何らかの意見交換をする位の浅い付き合いでしかありません。

大阪から東京間の遠距離の引っ越しにそれなりの費用がかかりましたし、引っ越し前の準備から引っ越し後の片付けのほとんどを私一人でやりましたので、しばらくはアルバイトをする時間も余裕も全くありませんでした。

カネなし、コネなし、人脈なし、土地勘なしのないないづくしで、商売をするには極めて最悪の状態でした。

とりあえずは、私の場合はかなりの方向音痴なので土地勘を身に付けようと考えました。
まずは自宅の周辺の散歩から始め、次は電車の乗り方をマスターする事にしました。

東京の電車は大阪よりも相互乗り入れが多くて複雑怪奇なので、目的地に行く際の電車の乗り換えにかなり手こずりました。

しかも方向音痴なので、駅のホームにいても自分の現在位置がわからなくなり、実際によく駅内で迷ったりもしました。

それでも何とかたくさんの親切な人や駅員さんに聞きまくり、何とか目的地にたどり着けるという悲惨な状況でした。

最初のうちはFacebook上の知り合いとコンタクトを取り、お茶やランチをご一緒したり、セミナーに参加したりするなどして、東京の主要駅近辺を中心にまわるようにしていました。

でも、引っ越し貧乏状態だったので正直懐具合が芳しくなく、どこかでアルバイトしながら土地勘を身に付けようと考えました。

でも、行政書士会の研修を受ける事を考えると、午前中で終わるような仕事か単発の仕事を選ばざるを得ないと思いました。

とりあえずは、時給が割高の上に交通費全額支給で短時間勤務可能という条件が合致したので、とある自治体の保育園で短時間のパートをしていました。

でも状況が変わり、研修以外にも身内の案件を処理する為に、必要に応じて島に帰ったりする必要が出てきたので、その仕事を続けるのが難しくなり、事情を話して4か月程で円満退職しました。

ただ、それだと収入が全く入らないので非常に困ります。

それでも単発のアルバイトなら自分の都合の良いタイミングで働けると考え、求人広告で目に付いたいくつかの派遣会社に登録してみましたが、最低賃金と大して変わらない、或いは交通費を考えるとそれ以下の劣悪な条件の仕事しかありませんでした。

そんな中、時給、交通費共に比較的高く、単発で自分の都合の良い日を選んで働けるという当時の私にとっては最高の条件だった保育系の仕事を扱う派遣会社を見つけ登録しました。

私は経験年数はそこまで多くはありませんが一応は経験者ですし、東京は深刻なレベルの保育士不足なので保育士の争奪戦が激しい事もあり、応募すると即採用になりました。

23区の複数の区の保育園の内、一つの園に固定で勤務するという選択肢もありましたが、それだとその地域の地理やそこまでの電車の乗り方しかマスターできませんし、融通が利かないので研修も受けられなくなります。

できるだけ早く東京近辺の土地勘や電車の乗り換えに慣れるようにする為、敢えて単発で複数の違う園で働く事を選択しました。

ほぼ毎回違う園に行くことが多く、ジョルダンやグーグルマップなどを使っていろいろな乗り換え方法を研究しながら、何とかほぼ全部の鉄道会社の路線の乗り換えが問題なくできるようになりました。

でも、元々私には保育の仕事が向かないのを自覚していましたし、子どもは可愛いのですが女性が大半を占めるような独特の職場環境に辟易していました。

予想以上に自分の気力と体力の消耗が著しいのを感じながらも、無理に「大したことない。大丈夫」と思い込もうとして我慢していましたが、やはり精神的にかなりのダメージがあり、とうとう限界を感じました。

そんな時、絶妙なタイミングで適度な時給の事務職のアルバイトの募集を見つけ応募すると、即採用になったので区切れの良いところで保育の仕事を辞め、途切れる事なく次の職場で働く事になりました。

保育園で働いている期間にある程度は研修を受け終えていたので、次は稼げるだけ稼ごうとほぼフルタイムで働いていました。

でも、半年近くになった頃、職場の状況が激しく変動し、部署が変わって新たな仕事をする事になりました。
しばらくは大変な仕事だけどやれなくはないと思い、続けていました。

でも、働いているうちに私の担当している仕事自体が、個人事業主を騙して搾取するような限りなく詐欺に近い事業の片棒を担いでいるという事実に気付き、精神的に耐えられなくなって9月末に有給を消化しながらフェードアウトする形で退職しました。

退職後の数か月はわずかな貯金でやり繰りしながら、身内の案件の調査とか情報収集などをメインにしていました。

ある日、ふと私は以前関りのあった、ある業者の不正の手口に気付き、それによって自分が騙されていた可能性が極めて高い事を知りました。

その業者にその客観的な状況証拠を突き付けた上で返金を求め、詐欺ではないと主張するのならば、それを立証する統計データを出すように要求しました。

相手の業者はやたらと時間稼ぎをして有耶無耶にしようと画策しているようで、私の要求になかなか応じようとはしませんでした。

私は自分の権利主張を法律的観点から明示しながら粘り強く交渉を続け、ようやく返金の合意を取り付け、2か月後に無事に全額返金されました。

しばらくはそのお金で細々と事業を運営していましたが、残額が心許ない程度の金額になってきたのもあり、現在は必要に応じて効率よく稼げる、別の単発の仕事も入れて生活しています。

私の配偶者は仕事大好き人間で、家事をする習慣もないし、極力したくない、仕事だけして家では極力ゆっくりしていたい。それをする位ならいくらでもお金を払うというようなタイプです。

逆に私自身は昔から元々生活水準が低いので、必要最低限のお金でも普通に生きていけますし、経済的負担が少なくて済むのなら、元々する習慣のある家事の大半を担うのはOKというタイプです。

二人の利害が上手い具合に一致し、私の事業資金は全部自分で何とかしていますが、生活費の大半は配偶者に負担してもらっています。

このような感じで、めったに喧嘩になる事もなくお互いが自分のペースでストレスなく、仲良く平和に穏やかに暮らせています。

ですので現時点においては、私の稼ぎは大した事はありません。

でも、普通に衣食住に困る事無く生活できていますし、自分のやるべき事とやりたい事を自分のペースでする事ができています。

といってもこのまま、この生活を維持し続けるだけではなく、もし私の配偶者が病気や怪我などで働けなくなっても、私が彼を十分に養っていける位稼げるような事業ができるようにと、日々新たな機会を見つけてはいろいろなものにチャレンジしています。

それから、私が現在受けている身内の仕事繋がりで、別の新たな事業を立ち上げられる可能性もあり、配偶者と二人でその計画と準備を少しずつ進めてもいます。

直ぐに結果を出すのは無理ですが、その可能性が徐々に広がっている事を感じていますし、将来に希望が持てるようになったので毎日が充実しています。

 

次はコネや人脈やお金でインチキをして事業を営んでいる人たちの状況を取り上げます。

士業にはいろいろなタイプの人がいます。

行政書士の仕事を通して、いろいろな士業(弁護士、司法書士、税理士、社労士など)の人たちと普通に関わる事があります。

それらの人々の事業の運営方法は様々で、1つの資格だけで運営している人もいれば、弁護士と行政書士などの2つの資格で運営している人もいます。

士業の資格を取得してそれを活かすには登録をする必要があるのですが、その登録、維持費にはそれなりの金額が必要になります。

分かりやすいのが下記のサイト記事になるかと思いますのでご参照ください。

法律家資格を活かすためには知っておかなければならないこと。

より一部転載します。

<行政書士>
【登録料】約20万円

【登録手数料】約3万円

【免許税】約3万円

【会費】 月:約6000円(年:約7~8万円)

<司法書士>
【登録料】 約5万円

【登録手数料】約3万円

【免許税】約3万円

【会費】月:約2万円 (年:約14万円)

<社労士>
【登録料】約5万円

【登録手数料】約3万円

【免許税】約3万円

【会費】月:約8000円(年:約10万円)

<弁護士>
【登録料】3万~60万円

【登録手数料】約3万円

【免許税】約6万円

【会費】月:約4万~10万円(年:約50万~120万円)

転載ここまで。

他の士業の詳細は知りませんが、行政書士の登録費無駄に高すぎると個人的には思います。
そして会費は基本的には6,000円です。

でも、半強制的日本行政書士会連合会への加入と会費1,000円の支払いも求められますので、実質的には月額7,000円程になります。

それでも他士業と比べると格安ですし、業務範囲も広いので別事業を立ち上げる際には応用が利きやすいというメリットはあります。

上のサイト記事によると行政書士以外の士業はウン万円単位の会費を払う必要があります。

行政書士よりも専門性が高くて報酬額の水準が比較的高いので何とかなる人もおられるようです。
ただ、複数のライセンスで事業を運営するとその維持費は馬鹿になりません。

しかも、雇われるのではなく自営業として運営する場合は、仕事を取れなければ収入が入らないどころか、その維持費すらも払うのが難しくなります。

真面目に真っ当に適正価格で運営している人も存じ上げておりますが、会費や維持費が高い分、どうしても報酬を高く設定せざるを得ないので、詐欺スレスレの方法で顧客からぼったくる人もいれば、極めて黒に近いグレーゾーンの仕事で稼いでいる人もいます。

敢えて政治家と繋がる事で仕事を得て、悪どくぼろ儲けしている人もいます。
政治家やそれなりの企業や事業家のお抱え弁護士や税理士がわかりやすい例ですね。

そこでよりわかりやすいように、私の知り合いの行政書士の例を挙げます。

ある先輩は結構な金額を稼がれているそうですが、どう考えても極めて黒に近いグレーゾーンの仕事をしており、稼ぐためには仕方がないと割り切ってらっしゃいます。

それから別の先輩の話ですが、東京の繁華街でそれなりの規模のビルで事務所を構えて運営されており、億単位で稼がれているそうです。

でも不思議な事に、同じビルの別の階には定義が難しいと閣議決定された人たちの事務所もあったりします。

私はその先輩と行政書士会の研修後の懇親会で知り合い、稼いでいる人の事務所を是非とも見てみたいと、1度だけ事務所訪問させていただいた事があります。

事務所の目立つ場所に小池百合子氏のポスターがデーン!と貼られていました。

しかも、先輩は小池百合子氏とツーショット写真を撮るような間柄(ビジネス上の)のようです。Facebookやツィッター上でもツーショット写真を時々見かけました。

先輩から事務所案内やその運営内容などをご説明いただきました。

私から事務所運営に関する質問などを少々して、30分程経過したのでそろそろ失礼しようとした際に、ある男性が事務所に入ってきました。

独特の風貌と何とも言えない雰囲気から中国系のブローカーだろうなと感じました。
私は中国留学でたくさんの中国人と関わりましたので、正にそれ系の人で間違いないと思います。

そして、どの先輩方も同じ分野の事業を取り扱っておられますが、このお二人には共通点があります。

基本的に悪い人たちではないのですが、妙に冷め切ったところがあり、仕事について突っ込んで聞くと、追い詰められたような余裕のない表情を見せる時があり、どう見ても無理しているなと感じずにはいられない雰囲気を醸し出しています。

それとは別の、実際にかなり稼がれているという他の先輩方からも、いろいろなお話を聞かせてもらいましたが、極めて黒に近いグレーゾーンの仕事をしているか、政治家と繋がりを持っているかのどちらかなのです。

しかも、どこかしら後ろめたいような暗い雰囲気を醸し出しており、拘っていては稼げないとも言い切っています。

何人かの先輩は私に、政治家との繋がりを持っておいた方が良いとアドバイスをしてきました。

以前、私は葛飾支部に所属していましたが、その時の研修会の後半辺りで、多くの日本国民を不幸のどん底に突き落としている安倍晋三首相家庭教師をしていたという平沢勝栄が来た事がありました。

これはツィッター上で拾いました。愉快な裸の王様バージョンの安倍晋三首相です。

ツィッター民は本当にお茶目な方が多いのでとっても楽しいです♪


コチラより画像を拝借しています。

これは安倍晋三首相の家庭教師をしていたという平沢勝栄氏です。
悪名高い、麻生太郎財務大臣のようにお口が歪んでしまっていますね。

最初はこの人、確かテレビに出てた政治家だよなぁ。誰だっけ?ベラベラベラベラとよう喋りはるわ~と思いながら見ていました。

途中でその人が誰なのかを思い出しましたが、あまりにも邪悪なオーラを醸し出していたので、私は遠目で見る程度にして極力近づきませんでした。

当時は選挙前という時期だった事もあって、敢えて選挙区である支部の研修会に顔を出したのだと思います。

支部長から私に「選挙は平沢勝栄に入れるように」と勧められたので、表向きは「そうします」と返答しておきましたが、私にはそれに従う義務はないので実際には彼には入れませんでした。

それから、その翌年の支部の賀詞交歓会にも政治家が出席するので、参加するようにとの連絡が書面で届きましたが、そんな腹黒い人たちとは一切かかわり合いたくないので、適当な理由をつけて参加を断りました。

あと、以前、東京都行政書士会の定時総会に出席した時に撮った写真です。
何人かの政治家が普通に出席していました。真ん中に居るのは片山さつき氏です。

どういうものなのか興味があったので、私は観覧席から見学していただけでしたが、何とも言えない空気が漂っていたのと、小腹が空いたのでお家でおやつでも食べようと、30分程で切り上げて帰りました。

このようにして士業と政治家はいろんな形で関わり合っているんだなとしみじみ思います。

 

私はこれまで稼いでいるという先輩方、今はそこまで稼げてはないけれども何とかなっているという先輩方それぞれのお話をたくさん聞かせていただきました。

前者は何かに追われて追い詰められているかのような雰囲気を感じましたが、後者は穏やかに明るく活き活きとしており希望に溢れた雰囲気を感じました。

さて、どちらの人が幸せだと思いますか?

 

不正或いは不正に限りなく近い方法で事業を営むと一時的には稼げるという事は、私自身、転売やせどりやアフィリエイトをしていた経験から頭では理解できます。

でも、それをすると損をしたり困る人が出てきますので、どうしても良心が痛んでしまい、私はどうしてもその方法を選択できませんでした。

そして私自身、今の時点では大して稼げてはいませんが、今後の展望といいますか将来に対する希望は大きいですし、全く悲観していません。

起業したからといって直ぐに稼げるのは、余程の卓越した才能をお持ちの人か、お金や人脈やコネでインチキをして成り上がった人たちくらいのものです。

直ぐにそれなりのお金を稼ぐような人たちの背後には何かしらの裏がある場合がほとんどです。

それはインターネットビジネス、士業、実店舗を持つ飲食店やスーパーなどのリアルビジネスの全てに共通します。

私はこれまでにインチキとまではいかなくとも、コネや人脈やお金で事業をするように勧められた事が何度もありますし、どう考えても犯罪の香りがするなぁ、香ばしいなぁという内容の仕事のオファーをされた事があります。

その度に良心が痛み、私がこの仕事をすると困る人が出るという事を認識していましたし、仮に直ぐには害がないにしても、いずれはかなりの確率でお縄になるのも時間の問題だろうなとしか思えなかったので、全部無視するかスルーしてきました。

私がそれらの悪い誘惑に負ける事無く、直ぐには結果が出なくても地道に真面目に真っ直ぐに努力をしてこれたのは、RAPTブログの有料記事を人生の指針として活用していたからです。

何度でもしつこく言いますが、コネや人脈やお金インチキで成り上がっても心の平安は得られませんし、その成功は一時的なモノでしかなく決して長続きしません。

正しい情報や知識、知恵を得て生きていかないと、まかり間違えればドツボに嵌り、たった一度しかない貴重な人生が悲惨なものになってしまいます。

というわけで、私は自分の数々の経験や多くの士業の先輩方の経験も踏まえた上で、今後起業をするのなら、良書であるRAPTブログの有料記事の購読をお勧めします。

そして、RAPTブログの有料記事に興味のある方は、下記のブログ記事を参考に購読するかどうかをご検討ください。

聖書の正しい読み方を分かりやすく解説されています。
有料記事

これから堅実に事業を立ち上げ、運営しようとする方々の参考にしていただければと思います。

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Posted by sanae